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「上書き」

  • 「上書き」

「16より、4小さい数は・・・」

「12」と「13」、2通りの考え。

「16より、4小さいから、16,15、14、13で、13です。」

「16より、4小さいから、15,14,13,12で、12です。」

「どっちだ?」悩みながら、1年生は一生懸命考えて・・・「・・・より大きいときは、その数を入れなかった!」と気づき、「12」にたどり着きました。アハ体験!きっとこのことは忘れないでしょう。

 今回のブックトークは、新見南吉の「てぶくろを買いに」。

 思わず、キツネの手の方でお金を差し出した子ぎつね。「お母さんは、人間はおそろしいものだっておっしゃったが、ちっとも恐ろしくないや。だって、僕の手を見ても、どうもしなかったもの。」  ー 略 ー

 最後に母ぎつねはつぶやきます。「ほんとうに人間はいいものかしら。ほんとうに人間はいいものかしら。」

 こぐわっ子たちは、何を思ったのでしょう。

「枕の草子暗記したので、聴いて下さい。」

見事に暗記しました!職員室に、拍手の輪が広がりました。

「みんな、この上歩いて~」「は~い」自分たちが使うグラウンド。しっかりお手伝い。ありがとう!

 今日は日本進路指導協議会会長の山口和士先生がご来校、キャリア教育についてのお話をしていただきました。6年生は、昨年度お話をお聞きしたので、中間休みに4つの質問に答えていただきました。

 1つ目は、座右の銘。先生の生きてこられた信条を語っていただきました。6年生は真剣そのもの。

 一緒に写真を撮っていただきました。

 次に、4・5年生にお話をしていただきました。

「挑戦する心が君の未来を拓く」ー小さな勇気が道を作るー 働くということ、将来を考えるということ、生きるということ  がテーマです。

「偶然生かされていることの意味は大きい。」「小学校高学年4・5年生として今身につけておくこと」「わからないことは恥ずかしくない。わかろうとしないことが恥ずかしい」などについてお話しいただきました。

 みんな、今まで経験したことや、身につけた知恵を総動員してお話を伺いました。10年、11年の人生経験の皆さんには難しい内容だったので、何を受け取ってくれたのか、明日の感想に目を通すのが楽しみです。

 以前ご活躍の先人の色紙を見せていただきました。

 色紙を触らせていただいて、そのエネルギーを感じました。

 人生において、「人との出逢い」というものは、とても大きな意味を持ちます。今日、意味はわからなくてもきっと将来、「山口先生が話された内容はそういうことだったのか!」と気づく時が来るでしょう。

 日々自己更新して、自分に上書きしていきたいものです。

2022.08.31:koguwasho:[日日是好日]

あ~、蚕桑どまんなか!

  • あ~、蚕桑どまんなか!

 先日のブログで、感動したことを書きました。これがその様子です。夏休みに獅子頭を作ってきたSさんが持参した笛を吹くと、友達が獅子頭で舞い始めました。

「んじゃ、俺ら太鼓スッペ!」ロッカーが太鼓に早変わり。「ごしんじ~ん!」

 朝のひととき、この辺では、コロナで2年間も休んでいるお祭りが、教室で!笛の音を聞きつけて、お祭り大好きな3年生も、にこにこして顔を出し・・・。あ~、こぐわっ子、大人のすることをじっと見ているのだな、伝統はしっかり受け継がれてゆくのだな~と、感動したのでした。

 この日の午後、高玉芝居の座長さんが来て下さり、4年生は高玉芝居の勉強をしました。

 代々伝わる台本を見せていただきながら、お話をお聞きしました。

 セリフのない、ほとんどアドリブの大衆演劇、観客の反応次第で調子が出てくると、役者さんもますます演技が光ってくるそうです。

 勧善懲悪のストーリー。4年生は、さらに勉強し、自分たちで台本を考えて演技指導もしていただいたうえで、11月の学習発表会で自分たちの高玉芝居を行います。

 芸文協の方々から、また今年も芸名を筆字で木の板に書いていただいたものを頂戴する予定です。蚕桑のどまんなかに浸り、どまんなかを勉強し、自分たちの血や肉にしていく過程が見えます。

 本当にこぐわっ子は、幸せ者です。

2022.08.31:koguwasho:[日日是好日]

行きつくところ

  • 行きつくところ

 以上、音読の場面。

 以上、算数で、先生の質問に答えている場面。

やわらかい脳細胞が、ぐんぐん発達している場面。どんな幸せに行き着くのかな。

 

2022.08.28:koguwasho:[日日是好日]

蚕桑美術館と蚕桑研究所

  • 蚕桑美術館と蚕桑研究所

 先日学校にお見えになった方が、「この色づかい、すごいねえ!」と立ち止まって見ておられました。

 夏の夜の星とあの涼しい風を思い起こします。

 このあと、猫は何をしたのでしょう!

 未来の博士ちゃんたち。

今、蚕桑小学校は芸術作品と研究発表資料でいっぱいです。

2022.08.28:koguwasho:[日日是好日]

「夏の終わり」のラブレター

  • 「夏の終わり」のラブレター

 「走って走って!」「重た~い!」

「こうやってもって・・・」「こうやって?」今日は、着衣泳の日。

 浮いた!

 「1,2,3,4,・・・・・」

「こうやって・・・」

 大きいプールでは、6年生が波を作っています。

 この後、逆に水の中を走り、水の流れの強さを感じました。

 さすが6年生。ぷっか~んと上手に浮きます。

 次の時間、4年生も6年生に負けず劣らず、上手にぷっか~ん。

「助けが来るまで、2分間浮くんだよ!」なるべくエネルギーを使わないように浮いていることが大事です。

 最後は2・3年生。話聞いて聞いて!

 お、気持ちよさそう!

 3年生は、運動着に空気を入れて浮かぶのがとても上手でした。

 2年生もがんばっています。

 怖くないよ!大丈夫!

「10数えて、さっと上がります。1,2,3,・・・・」

「・・・10!」「うわっ、重たい!」「んだべ~!」

 

 かくして、今年もプール授業が無事に終わりました。「ほっと一安心」とともに、「夏の終わり」のラブレターが届いたようです。

2022.08.28:koguwasho:[日日是好日]