こども芸術大学

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1月15日(火)

この日の午後の教室は、東北芸術工科大学情報デザイン学科非常勤講師の
澤口俊輔先生が来てくださり、デカルコマニーという技法を使った創作
をしました。

デカルコマニーとは絵の具を塗った紙を二つに折って押し重ねることに
よって、偶然的な形態ができるというものです。

まず、こどもが画用紙に絵を描いて、
その絵が乾かないうちに2つ折りにして転写します。
そして、ここからが母の出番となりその模様が何に
見えるか母が発想して鉛筆やマジックで描き足してできあがり。

親子の合作になりました。

始めは子どもが「出来たよー」ともってきた絵を前に、
偶然的にその形が何に見えるか、どんな風に仕上げるか、
う〜んと悩む母の姿も見られましたが、
澤口先生に、こんな風にも見えるというヒントや
逆さにしてもまた見え方が変わることなど、
アドバイスをいただきながら描き進めました。





二つに折るのだから線対称の絵になるのかと思いきや
全くそんなことはなく、
左が海草で右が魚になっていたり、
他にも蝶や鳥、植物など色々な絵が仕上がりました。

また、今回作った子どもたちのデカルコマニーは
東北芸術工科大学の情報デザイン学科グラフィックデザインコース
の学生の手に渡り何に見えるか、今回のように発想し描き足される
ということです。

子ども達の絵が学生の手によって、どんな風に変わっていくのか
今後の展開が楽しみです。


1月10日(木)
園外の2歳児対象のワークショップがありました。
今回は森副校長による「親子で表現を楽しもう」というワークショップで20組の親子が参加しました。はじめはサイコロを使った遊びでした。このサイコロは全ての面にカードが入っている大きなもので、振って出た面のカードを引き、カードに書いてある「怒った顔」のような指示に従って、親子で怒った顔をするといったゲームをしました。東北芸術工科大学生産デザイン学科研究生である武田鉄平君が工夫を凝らし、サイコロ制作や今回のワークショップの準備をしてくれました。
次に、巨大な「福笑い」をしました。写真がその様子です。目も鼻も大きなサイズで、子どもが目隠ししたお母さんの手をひいて目や口のパーツを置いたりする様子が見られました。



1月9日(水)
こども芸大の子どもたちの初登校日でした。
この日は、「親子の集い」の日で全学年の親子が縦割りのグループに分かれて
活動をしました。制作はすごろく作り。マスやコマ、サイコロなどをグループ
でそれぞれ工夫して作り大きなすごろくが完成しました。
実際にすごろくをしてみると大盛り上がり。1回休む、3コマ進むなどのほかに
「犬のまねをする」「かっこいいポーズ」などコマを進めるごとに楽しい歓声
が聞こえました。




10月22日

こども芸術大学の子どもとお母さん、卒業生の子どもとお母さんが、芸術指導員やデザイン指導員(東北芸術工科大学の学生で、子どもや大人に、芸術やデザインを通して物を作ることの楽しさや問題解決の方法を伝える)と共に、いろいろなものを作って楽しむ、「午後の教室」が始まりました。
この日のテーマは「音のしんけいすいじゃく」
紙コップに、どんぐりや、ストローの切れ端など身近にある材料を入れ、材料がこぼれないようにふたをします。同じ材料を入れたものを2つ作り、それを5組から10組ほど作ります。中身がなにか見えないように、コップを逆さにしておきます。2人以上で順番にコップを振って、音を聞いてみます。同じ音がするものを、さがします。トランプの神経衰弱と同じです。
親子で話しながら、いろいろなものを入れて作ってみませんか。耳を澄ませ、音を聞いてみてください。楽しい会話が弾むと思います。ぜひ、ご家庭でもお楽しみください。



 芸術指導員   佐藤未来
 デザイン指導員  武田鉄平
 指導教員   こども芸術教育研究センター 准教授 松田道雄 
        生産デザイン学科 教授 三橋浩次



情報デザイン学科准教授の屋代先生による『写真』をテーマにした母親講座の第3回目は、
「カメラゲーム」です。2人1組になって、1人がカメラ役、1人がカメラマン役になります。カメラ役は、目をつぶります。カメラマンが、カメラ(役)を撮影したいものの前に連れて行き、シャッターを押します。つまり、カメラ(役)はそのときに目を開け、10秒間、目の前の風景を記憶します。
素晴らしいお天気のこの日は、芸工大の正面広場で2人1組が、それぞれカメラマンとカメラ役になって、6回ずつ撮影をしあいました。


撮影終了後、教室にて、「現像作業」が始まります。「自分がカメラとなって撮影した6枚のネガの中で、カメラマンになった人が一番現像したいと思ったであろうものを、画用紙に描いてください。これが現像の作業です。」記憶をたどりながら、真剣に描き始めました。その後、描いたものが本当に相手のカメラマンが現像したかったものか確認しあいました。なんと8割以上の人が、正解でした。
このゲームは、1979年にジョゼフコーネルという方が考えたネーチャーゲームです。
自然の中で親子で体験できるものです。
カメラ役になり、カメラマンの相手に身をゆだねると、普段は気が付かない、匂いや音を感じます。

そして、お互いの信頼関係がとても大切です。
紅葉が美しくなる季節、ぜひ、家族で、カメラゲームを楽しんでみてください。


2人1組で、1人がカメラマン、1人がカメラになります。カメラは、シャッター時以外は、目をつぶります。


屋代准教授です。回転回の作品をたくさんとられています。とても、優しく温かい先生です。

10月6日(土)
東北芸術工科大学大学祭にあわせて,
こども芸術大学でも大学祭が行われました。
内容はすべて母たちの企画、制作
によるもので販売はコサージュ、箸入れ、
学食の廃油から作ったろうそくなどのリメイク
やリサイクル商品のほか、笹巻き、西川町の
お米「月山まんま」使ったおにぎり、玉こんにゃく
などが並びました。



「遊ぶ」コーナーでは折ったティッシュにインク
を滲ませて作るティッシュアート、木の実や貝殻
を使った工作、ぬいぐるみ引き、輪投げなど盛り
だくさんの企画。
お母さんデザインの和菓子を用意してお茶席も
設けました。



10:00〜14:00と短い時間でにもかかわらず、
たくさんのお客さんにお越しいただき、大盛況でした。








夏休みも終わり、いっきに涼しくなった山形ですが、
こども芸大のみんなは後期のさまざまな催しにむけて加速中です!

後期は、うんどうの日や大学祭、5才だいち組の親子卒業制作など
たのしみな催しがたくさんあります。

その中の5歳児だいち組の卒業制作に向けた
表現の日が金曜日から始まりました。

第1回目の今回は森副校長先生の能や狂言、歌舞伎の実演を見ながら
伝統芸能の説明を親子で受けました。
能のお面を付けて登場した森先生に、3才さんはびっくり!
狂言の場面は、5歳の男の子が即興で台詞を披露したりと、
いつもの森先生とは違う姿に子どももお母さんも引き込まれていました。



5歳、4歳さんは後期から週1回、「表現の日」がはじまります。
その時間にこども達が着用する、
稽古着をお母さん方が夏休み中に制作していただき、
そのお披露目もしました。
お母さん方、ありがとうございました〜〜!





7月17日、たいよう組(4歳児)のおともだちは
山形駅に新幹線や電車を見に行ってきました。



新幹線がどっちの方向に進むんだろう
とわくわくしながら見学しました。

駅員さんに案内してもらい電車にも乗せいただきました。
お話を聞いている様子です。



電気で走っている電車と
ディーゼルの電車があるんだ
という話をしてくださいました。
少し難しかったようですが、
違いがあるんだということがわかったようです。


駅でハーモニカを吹いているおじさんに出会いました。
童謡を何曲か吹いてくれて
その中の「どんぐりころころ」は
おじさんのハーモニカに合わせて歌いました。



たくさん歩いて疲れたかな。
今日の夢には電車が出てくるかもしれませんね。



6月20日
前回に引き続き「大地のレストラン」
が開かれました
お天気にも恵まれ、
今回も園庭で開催することが出来ました。

今回は、
西川町水沢地区の婦人会の皆さんによる
笹巻き、なた巻きづくり
体験と販売がありました。
また、西川町のおいしい
お米で作ったおにぎりも販売され
どちらもすぐに完売してしまう
ほどの人気ぶり。

こども芸術大学のお母さん方による
お茶、コーヒーなどの販売も。
ハーブが入っている氷を使い
涼しげな飲み物も並びました。

東北芸術工科大学の大学院生の
栢谷さんの読み聞かせにも
こどもたちが集まり、和やかな
時間が流れました。


お米も、後で婦人会の方から
いただいた漬物もとてもおいしく、食を囲み
自然と輪が出来ていました。



お母さんたちのブログにも
記事を載せています。
こちらもどうぞ



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