こども芸術大学

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今日は、ロザリー・ゼルドーさんと一緒に、
心と体をハッピーに開放するワークショップを体験しました。

ロザリーは、フィリピンのミンダナオ島から
山形国際ドキュメンタリー映画祭の招聘アーティストとして
1ヶ月前から山形へ滞在しているアーティストです。
ロザリーは地元ミンダナオ島でも、子ども達と一緒に
環境問題を考えるアートワークキャンプなどを催し、
子どもから大人までみんなで、
環境について考える場や作品などを制作しているそうです。

今回のこども芸大ではロザリーと一緒に、
フィリピンの子どもたちが大好きなゲームや
心を、絵や声、体で表現する「Happy body」などを、
ゆっくりとした時間の流れの中で楽しみました。


歌って、踊って、南国の風をこども芸大へ運んでくれたロザリー


フィリピンの子どもたちが好きなジャンプゲームを
教えてもらいました



わたしのハッピーを形にしよう!


ハッピーを音であらわすを…
ハッピーな音が3つ重なり合って、音楽が出来上がり!

「子どもが子どもらしいありのままの姿でいられることが
いちばんハッピーなこと」
と話すロザリー。

ロザリーとの交流を通し、
私たちの暮らす山形、広くは日本と、
ロザリーの暮らすフィリピンとの
文化の違いにふれ、
「ゆっくり心で感じる」ことを忘れてたなぁ〜と反省。

子どもって、自然とそれができるんですね。
ロザリーとも言葉は通じなくても
心で感じ、自然とつながりあえた瞬間がたくさんありました。

ロザリーに運んでもらった、「Happy」を
いろんなことに感じて、見つけて過ごしたいですね。


今日は、いよいよ大学祭。
お天気にも恵まれ
たくさんの方にご来場いただきました。

子どもたちもお母さんたちも、
この日に向けて夏休み明けから準備を進めてきました。

だいち組(5歳児)が出展するお店「だいちやさん」
手作りのかわいらしい商品がならび、
元気な「いらっしゃいませー」の呼び込みの声。
本物のお店屋さんを任された子どもたち、最初は少し戸惑いながらも
精一杯、店番をしてくれました。



牛乳パックや新聞紙を紙すきして再生させたしおりや
お散歩中にひろった木の実や
キラキラした石などをあしらったアクセサリーをプレゼント!



3歳は、初めての大学祭。
手作りのお財布を首からぶら下げお買い物へ!




牛乳パックや新聞紙を紙すきして再生させたしおりや
お散歩中にひろった木の実や
キラキラした石などをあしらったアクセサリーをプレゼント!





「こども芸大にあそびにきてねー」
4歳の子どもたちは手作りの案内をもって呼び込みです。

劇場では、お母さんたちの手作り品の販売や自然アート。
ペットボトルを再利用してつくったゴロゴロコースター。
昔ながらの「笹巻き」「がんずき」「しそジュース」
どれも、お母さんの味でほっこりします。





身の回りにある食品廃材や木の枝や石、貝殻、木の実など、
すこしだけ視点を変えてみると、
ゴミが資源へと再生します。
お母さんや子ども達がそのヒントを
大学祭を通して多くの方に
気づかせるものだったと思います。

今回の大学祭のテーマは「だいちの恵み−再生−」
お母さんと子どもたちのあったかい心が
あふれたステキな時間でした。

また来年もぜひご来場ください!


金木犀の香が秋の気配を感じさせているこども芸術大学のお庭。

今日はみんなで秋晴れの庭で、思いっきり絵を描きました。

2階から張ったビニールシートと、
芝生の上や木から張られたビニールシートなど
普段とは一味違うキャンバスとパステルカラーの絵の具。

それを見た子どもたちは
驚きと好奇心を隠しきれないキラキラした表情で
絵筆と絵の具カップを握りしめ
ビニールシートめがけて飛び込んで行きました。

子どもたちの絵筆であっという間に鮮やかになるシート。
ビニールシート越しに友だちの顔に描いたり、
黒いビニールシートを「おばけみたい!」と言いながら
カラフルおばけに塗りかえようとしたり。



子どもたちの絵筆は、
お庭の木の支柱や丸太や自分の身体へとのびて行き、
両手足緑色でカエルになりきっている子、
今日の空のように真っ青な手をしている子、
ビニールシートが風を受けてバタバタしている様子に歓声をあげている子。



子どもたちは風を受けて動くシートに大はしゃぎ。
風や日の光など感じながら、
大人の想像をこえて、外で描く事を楽しんでいました。

最後にビニールシートを風に乗せてふわり。
まるで絵が空に舞い上がるように見えます。
その絵をつかまえようと、子どもたちは懸命に手を伸ばしてジャンプ!



秋晴れの中、存分に秋の風や光を感じた一日でした。


9月19日(土)東北芸術工科大学の大学祭にあわせて、
こども芸術大学でも大学祭を行います。

こども芸術大学では、
日ごろの子どもたちとお母さんたちの
活動の成果を結集して、
自然物を使っての作品の展示や、
遊びに来てくれた子どもたちが楽しめる遊び、
お母さんたちの手作り品や食品の販売、
畑で育てた野菜のクイズラリー など、
子どもも大人も力を合わせて、楽しく準備をしています。

その様子を、少しだけ、ご紹介しちゃいます。


チラシもお母さんたちの手作り


廃材をつかったコロコロコースター


パステル画の展示


手作り品の販売コーナー


いつも考えていることですが、
「物を大切にすることを、どう子どもたちと考えればいいか」
をテーマに、来てくれる方が、楽しく、幸せなひと時を
過ごせるような大学祭にしたいと、みんなで準備頑張っています。


9月19日(土)の、10時から14時までの、こども芸術大学で
開催します。

たくさんのお友達、ご家族の皆さんのご来場を、お待ちしていますね。




...もっと詳しく

いまは、東北芸術工科大学の学生たちは夏休み中です。
広い大学の校舎も、静かです。

その機会に…。
大学の一番大きい教室に探検に行ってきました。
400人が入れる階段教室です。
子どもたちは、広さに驚き、
「映画館みたい!」
「お兄さんたちは、どんな勉強をしているのかな?」
中には
「大きくなったらここで勉強してみたい!」
という声もありました。


大きい教室では、どのくらい声が響くのか、
ひとりひとり出席をとったり、皆で歌を歌ったりと、
楽しく勉強してきました。

芸工大のキャンパスには
たくさんの刺激があります。

大学生にとっては、単なる講義室かもしれません。
でも、子どもたちにとっては
ちょっと「大人」への憧れを感じる空間だったかもしれません。


そう考えると、
私達、大人が何気なく過ごしているこの環境も
実は、いろいろなことを学べる
大きな大きな教室なのかもしれません。

うつり行く季節の変化を感じながら、
気持ちのいい秋を過ごしたいですね。




8月22日、映画「ブタがいた教室」の上映会と、
前田哲監督のトークショーを、
こども芸術大学で行いました。
大阪の小学校での実際の活動を映画化したものです。

小学校6年生のクラスでブタを飼います。
命あるものを育て、命の大切さを知り、
感謝して食べることを目的に育てていました。

みんなで力を合わせて育てているうちに、
ブタに愛着を覚えるようになり、食べるべきか、
自分たちの卒業後もこのまま誰かに育ててもらうか、
真剣に悩み、考える…
という実際にあったお話です。

映画にでてくる子どもたちは、演技ではなく、
本当に自分の問題として、
ブタを育て、悩み、話し合い、結論を出していました。

この映画を作った前田哲監督は、
東北芸術工科大学の准教授に今年から就任しています。
子どもがとても大好きなんだなあ…と感じる、熱い先生です。
学生を指導ながら、映画も撮り続けています。



上映会のあと、トークショーを行いました。
一部、内容をご紹介。

  映画に出た子どもたちとは、今でもメールのやりとりや、
  家に泊まりに来るという関係が続いているそうです。
  映画撮影前と、撮影の後では、子どもたちの様子が全く違い、
  自分の考えを人に伝えることができるようになったそうです。

  子どもは、困難や悲しさを体験することで成長していく。
  いまは大人がそれを取り除いてしまっている。
  大きくなって困難にぶつかったときには、
  もう解決する力も術もなくなってしまう。

  食べ物を食べる前の「いただきます」の挨拶。
  命をいただきますということ。
  その意味がわからない子ども(大人も)が多い。

  この映画のテーマは正解がない。
  命をいただくことがどのようなことか、
  常に考えていかなければならない。
  考え続けることが大切なこと。
  正解にたどりついて、そこで考えをとめてしまっては、
  成長できない。

など、たくさんのお話を聞きました。

最後に監督から
「あなたは、どちらを選びますか?」
という質問が参加者へ投げかけられました。

映画を観たり、お話を聞くことをきっかけに、家族の中で、命や食べ物について、
話し合う時間が生まれていくといいですね。




やっと…
こども芸術大学のホームページのリニューアルしました!
http://www.tuad.ac.jp/kodomo/

今回のホームページのリニューアルにあたって

「こども芸術大学」ってどんなところ?
「こども芸術大学」で一番大切にしていることは?
「こども芸術大学」が一番伝えたいことは何?

昨年のパンフレットのリニューアルに引き続き
「こども芸術大学」について、改めて向き合う機会になりました。

そして、伝えたい思いをたくさん詰め込み
今回のホームページが出来上がりました。

もっともっと、
「こども芸術大学」の「心」をたくさんの人に伝えたい。
その、第一歩にこのホームページがなればいいなぁと思います。

これからも、こども芸術大学の日々を
このブログや、ホームページのトップページの写真などで
どんどんお伝えしていきますね!
ご期待ください。








暑い時には・・・水遊び!

お母さんと一緒にゆべしを作ったり、流しそうめんをしたり、

おいしいものを沢山食べて、暑い夏を乗り越えます!



今月も活動の様子をダイジェストでお伝えします。





















晴れた日は戸外で思いっきり遊び

天気のよくない時には、室内で・・・

どちらにせよ、

そこには「仲良しのお友達」がいて「笑顔」があります。

今月も元気な子どもたち!












 







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