こども芸術大学
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子どものデカルコマニー母が発想☆ 「何に見えるかな?」
1月15日(火)
この日の午後の教室は、東北芸術工科大学情報デザイン学科非常勤講師の
澤口俊輔先生が来てくださり、デカルコマニーという技法を使った創作
をしました。
デカルコマニーとは絵の具を塗った紙を二つに折って押し重ねることに
よって、偶然的な形態ができるというものです。
まず、こどもが画用紙に絵を描いて、
その絵が乾かないうちに2つ折りにして転写します。
そして、ここからが母の出番となりその模様が何に
見えるか母が発想して鉛筆やマジックで描き足してできあがり。
親子の合作になりました。
始めは子どもが「出来たよー」ともってきた絵を前に、
偶然的にその形が何に見えるか、どんな風に仕上げるか、
う〜んと悩む母の姿も見られましたが、
澤口先生に、こんな風にも見えるというヒントや
逆さにしてもまた見え方が変わることなど、
アドバイスをいただきながら描き進めました。
二つに折るのだから線対称の絵になるのかと思いきや
全くそんなことはなく、
左が海草で右が魚になっていたり、
他にも蝶や鳥、植物など色々な絵が仕上がりました。
また、今回作った子どもたちのデカルコマニーは
東北芸術工科大学の情報デザイン学科グラフィックデザインコース
の学生の手に渡り何に見えるか、今回のように発想し描き足される
ということです。
子ども達の絵が学生の手によって、どんな風に変わっていくのか
今後の展開が楽しみです。
2008.01.16:
kodomo-staff
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