こども芸術大学

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今日は「おはなしぐりちゃん」が開催されました。
かれこれ、半年くらい続けているイベントで
いつもたくさんのお母さんと子ども達にご参加いただいている
人気のお話会です。

ちなみに・・・・
「おはなしぐりちゃん」のぐりちゃんは
こども芸大のアイドルうさぎの「ぐりちゃん」の名前をもらいました!

「おはなしぐりちゃん」では、
3歳未満の子どもとお母さんを対象に
絵本の読み聞かせや、親子ふれあい遊び、パネルシアターなど
親子で楽しめる内容盛りだくさんです。
毎回、季節にあわせた絵本をご紹介しています。

今後、「おはなしぐりちゃん」以外にも、
「あそぼう!ぐりちゃん」や
こども芸術大学を体験できる「こども芸大であそぼう!」など
ぞくぞく開催していきます!
日程が決定しましたらHPでご案内いたしますので
ぜひご参加ください♪

ぐりちゃんもまってます♪♪





だいちぐみの子どもたちの粘土造形を
山形市内のパン屋「シャルマン」に
協力いただき、パンとして販売されました。
今回は5種類のパンが店頭に並びました。
この企画は子どもの芸術活動と日常の
社会生活を結びつける試みです。
こどもたちの斬新なアイディアを口に運ぶとき、
パンを購入した人の想像も膨らみます。



(6月まで月替わりでパンが登場する予定です。)





東北芸術工科大学卒業/修了研究・制作展2006において
こども芸術大学も卒業作品を出展しています。
ラッピングバス完成までの下絵や活動の記録、自分たちの
空間をダンボールで思いおもいに作り上げた子どもたちの
作品を展示しています。
大学生が「こども芸術大学」の教育活動に参加し、学生自
身の専門領域の学習活動や研究活動に結びつけていくとい
う東北芸術工科大学の授業「芸術と子ども」の中で、5歳児
とともに手がけたプロジェクトです。


会期:2007年2月14日(水)〜18日(日)
時間:9:00〜17:00
場所:子ども芸術教育研究センター  

なお、東北芸術工科大学卒業/修了研究・制作展2006
詳しくは東北芸術工科大学のホームページをご覧ください。
http://www.tuad.ac.jp/








ラッピングバスワークショップは「こどもたちの自発性を
そのままの形で定着させる」を合言葉に、06年度後期「芸
術とこども」の受講生(日本画、工芸、グラフィックの1
年生)によって企画、実施しました。子ども達たちとバス
に乗ることから始まり、実際のスケール感、車窓からの風
景の体感することから始めました。こどもの身長に合わせ
て高さを130cmに設定したダンボールの模型に直接制作す
る現実に近い環境でペイントを行いました。制限のない直
接的な表現が定着された。風景の中にこどもたちの身体、
記憶から生まれた自発的な表現をラッピングされたバスを
見る時、繰り返しの日常ではない「生きる力」を想起して
欲しいと思います。

美術科助教授 花澤洋太
 

バスの中に作られた一人ひとりの空間には、仲間やたくさ
んの人に見守られ、色々なことを体験してきたこども芸術
大学での2年間が詰まっています。今までの経験をいかし、
自分なりの思いを子ども達なりに試行錯誤しながら作り上
げました。遊びからうまれる世界、友達とのやりとりから
うまれる世界、イメージからうまれる世界。それぞれが自
分の世界を作り上げ、みんなの思いが集まって一つのだい
ち組のバスができあがりました。「世界に一つだけのバス
だ〜!」子ども達たちが言ったように、子どもたちにとっ
て本当に世界に一つだけのステキなバスになりました。

こども芸術大学幼児教育士 齋藤志乃










1月30日
お母さんたちの卒業制作として
東北芸術工科大学の美術科の前田耕成教授の指導の下、
大理石を磨き、こども芸大園庭に設置するという活動が行われました。
はじめは黒くくすんでいた石ですが、
前田先生がお手本に砥石で磨いて見せると
そこには輝くような白い面が。
お母さん、子どもたちも思わず
「わあ。きれい。」
声を上げました。



次は、子どもたちの番です。
大理石を磨き、水をかけ流すと、
研いだものが溶け出しミルクのようです。
次はお母さんの番。
じっくりと石に向き合います。
庭でほかの遊びをしていた子も、
指でふれ、
「つるつる」
「こっちはざらざら」
と石に興味を示しました。
少しずつ自分の手をかけて変わっていく石。

前田先生は「最近は“力加減” というものを気にする機会が減ってきているように思う。
どのくらいの力をかけると、どのように変化していくのか、
石の温度、質などを感じながら取り組んで欲しい」
と話していました。




この日は、五感をつかって絵を描くことを
芸工大美術科の谷口非常勤講師に習いました。

素材はりんご。まず、りんごの色をじっくりみます。
なんとなく「りんごは赤」だと思っていたけど、
実際は茶色やみどり、黄色などの微妙な色合いが混じっています。

次に、においをかいでみます。
甘いにおい、すっぱいにおい、爽やかやにおい…様々なにおいを感じます。
そしてりんごを切って、中をじっくり見つめます。
改めて「りんごは赤じゃなかった」と感じたのは私だけでしょうか。



今後は、食べてみます。
いつも食べているより、親密な味がしました。

いよいよ画用紙にクレヨンでりんごを描いていきます。
まずは、中に入っている芯を、
次にりんごの実を、
自分が感じたように何色ものクレヨンで描いていきます。

そして、外側。
たくさんの色を重ね合わせて、
りんごのいろんな持ち味を表現していきます。
微妙な色合いが生まれてきます



りんごのたくさんの持ち味を実感したように、
描いていく過程にもいろんな発見がありました。

絵が苦手だと思っていたけど、
描くのが楽しくて時間を忘れてしまったこと。

クレヨンで色を重ねて微妙な奥深い色が描けること。

りんごのいろんな面を発見することで、
ものの見方が広がったような気持ちがすること。

描いていくことで、自分が解放されていくこと…。

最後にみんなの作品を見ながら、谷口先生が1人1人の絵のよさ
や味わいをほめてくれました。



誰一人、同じようにはならないけど、
全部がとてもすてきな作品でした。

子どもにも、それぞれのよさや性格があって、
表面だけではわからないそれぞれの個性があること。


−そんなことを考えさせられた80分でした。
家で子どもと一緒に描いたら、もっと楽しいかもしれません。






12月20日にお母さんたちの企画による
クリスマス会を行いました。


 

第1部は保護者のビオラとバイオリンの演奏、
お母さん方の「大きなかぶ」のお芝居、
第2部はハンドベルの演奏、
サンタクロースからのクリスマスプレゼントなど、
みんなで楽しみました。

最後には、サンタクロースにお母さんたちからの
プレゼントも。



この日に向けて、
こども芸術大学はクリスマスの飾りつけで
楽しい雰囲気がいっぱい。

お母さんと子どもたちで、さまざまなアイデアを出して、
いろんな作品ができあがりました。









12月18日、
東北芸術工科大学の循環バスの1台に、
だいちぐみ(5歳児)の子どもたちと学生による
絵が車体に印刷されました。
東北芸術工科大学の循環ラッピングバスは、
学内コンペティションで選ばれた学生の作品に引き続き、2台目となります。


子どもたちと学生が創作の時間にダンボールのバスに
絵を描いていましたが、当日まで本物のバスになるということは、
子どもたちには内緒にしていたため、
バスが来たときは、わっという歓声があがりました。


その後、子どもたちは、自分の施したところを探しては、喜んでいました。



この「ラッピングバス計画」担当者のお一人である
建築環境デザイン学科助教授の吉田朗先生から
次のようなバスのお話をいただきました。

「学校のお兄さん、お姉さんを乗せるバスの兄弟のお話です。
ある日、学校のお姉さんから服が一つだけプレゼントされます。
お兄さんバスは、弟バスにそれをゆずります。
それを見ていた神様が
こども芸術大学の子どもたちに
頼んで素敵な服を作ってもらおうと考え、
お兄さんバスにも子どもたちが描いた服が着せられ、
大変喜んだということです。」


お兄さんバスにプレゼントをあげた子どもたち、
この思い出は子どもたちにとっても
一足早いクリスマスプレゼントになったのではないでしょうか。


11月20日から11月22日まで
京都からのお客様がいらしていました。
本学(東北芸術工科大学)の姉妹校である
京都造形芸術大学のこども芸術大学から
3組の親子とスタッフの方1名がここ山形へ
いらっしゃったのです。

お母さんも子どもたちも、数日前からわくわ
くして準備に取り掛かりました。


歓迎会では芋煮をつくり山形の味を感じても
らいました。

子どもたちも、すぐに仲良くなり一緒に遊ん
でいました。芸工大のグラウンドで体を動か
したり、畑から大根やかぶを抜いたり、寒さ
に負けず元気に活動しました。



またお母さんたちは、それぞれのこども芸大
での活動の様子を話したり、京都のお母さん
からは手作りのお菓子のレシピ本の作品を見
せていただいたりと、互いに刺激があったよ
うです。
京都からいらした皆さん、ありがとうござい
ました。





枯葉が舞う季節になりました。
ここ、こども芸大は、
山のそばということもあり
曇りの日は冷たい風が吹いてくるのですが、
子どもたちはいつも元気に外で活動しています。


そんな寒い日にこども芸大のそばにあるお地蔵様も
寒そうにしているのではないかと、
女の子がお地蔵様に服を作ってあげようと提案しました。

そこで、こんな会話がありました。
先生「お地蔵様すごくあったかそう。これなら、風邪ひかないよ。」
女の子「お地蔵様があったかそうだと、なんかこっちまであったかくなる。」

この一言で、人?(お地蔵様)の気持ちを
共有できる大切な心だと感じました。
お地蔵様はもちろん、周りのお友達も、
先生もみんなその一言で暖かくなったのではないでしょうか。

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