こども芸術大学

▼子どもたちも卒業作品展示中

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東北芸術工科大学卒業/修了研究・制作展2006において
こども芸術大学も卒業作品を出展しています。
ラッピングバス完成までの下絵や活動の記録、自分たちの
空間をダンボールで思いおもいに作り上げた子どもたちの
作品を展示しています。
大学生が「こども芸術大学」の教育活動に参加し、学生自
身の専門領域の学習活動や研究活動に結びつけていくとい
う東北芸術工科大学の授業「芸術と子ども」の中で、5歳児
とともに手がけたプロジェクトです。


会期:2007年2月14日(水)〜18日(日)
時間:9:00〜17:00
場所:子ども芸術教育研究センター  

なお、東北芸術工科大学卒業/修了研究・制作展2006
詳しくは東北芸術工科大学のホームページをご覧ください。
http://www.tuad.ac.jp/





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ラッピングバスワークショップは「こどもたちの自発性を
そのままの形で定着させる」を合言葉に、06年度後期「芸
術とこども」の受講生(日本画、工芸、グラフィックの1
年生)によって企画、実施しました。子ども達たちとバス
に乗ることから始まり、実際のスケール感、車窓からの風
景の体感することから始めました。こどもの身長に合わせ
て高さを130cmに設定したダンボールの模型に直接制作す
る現実に近い環境でペイントを行いました。制限のない直
接的な表現が定着された。風景の中にこどもたちの身体、
記憶から生まれた自発的な表現をラッピングされたバスを
見る時、繰り返しの日常ではない「生きる力」を想起して
欲しいと思います。

美術科助教授 花澤洋太
 

バスの中に作られた一人ひとりの空間には、仲間やたくさ
んの人に見守られ、色々なことを体験してきたこども芸術
大学での2年間が詰まっています。今までの経験をいかし、
自分なりの思いを子ども達なりに試行錯誤しながら作り上
げました。遊びからうまれる世界、友達とのやりとりから
うまれる世界、イメージからうまれる世界。それぞれが自
分の世界を作り上げ、みんなの思いが集まって一つのだい
ち組のバスができあがりました。「世界に一つだけのバス
だ〜!」子ども達たちが言ったように、子どもたちにとっ
て本当に世界に一つだけのステキなバスになりました。

こども芸術大学幼児教育士 齋藤志乃







2007.02.15:kodomo-staff

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