木村です。

★ わらび座ミュージカル 北の燿星(きたのようせい)アテルイ
と き: 2004年 3月13日(土) 夜6時30分
ところ: 高畠町文化ホール まほら
入場料: 指定5000、自由4000、小中高2000
主 催: わらび座「アテルイ」を観る会

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アテルイとは
 7世紀に入り、律令国家建設を目指す朝廷が、東北のエミシ征伐を開始する。このとき朝廷が第一に注目したのが『水陸万頃の地』とたたえられた日高見国であった。8世紀に入り、朝廷は日高見国に軍を送りその肥沃な大地の占領を試みるが、これに立ち向かったのがエミシのリーダーである阿弖流為(アテルイ)であった。『続日本紀』などの正史にようとアテルイは、802年に征夷大将軍・坂上田村麻呂に降伏するまで3度にわたって朝廷軍を相手に交戦。一度目の巣伏の戦いでは、巧みな戦略で朝廷軍を一蹴し、京で君臨する権力者たちを震え上がらせた。

犬の宮 猫の宮 ・・・
 アテルイの活躍時期は、私たち高畠の民話と同じくしています。朝廷が陸奥・出羽に手を出し始めた和銅年間(708-712)が「犬の宮」、アテルイと坂上田村麻呂が戦った延暦年間(782-805)が「猫の宮」の時代です。何か関連性があるのでしょうか。そう言えば犬の宮・猫の宮も因縁めいたお話です。民話や伝説には、為政者に分からないように隠されたメッセージが含まれており、代々に語り伝えられているのでは、と分析している方もおるようです。
 ちなみに「おっかな橋の弥三郎婆」は、それから250年後「前九年の役(1051-1062)」のお話です。
2004.03.13:kimura:[メモ/わらび座]


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