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この世界の片隅に生きている
私の住む広島県呉市の戦前~戦後が舞台となっている「この世界の片隅に」の映画版を観ました。 広島はこれまで住んでいた東北とは違い、今でも戦争が割と身近に感じられます。ローカルニュースでは毎日のように何かしらの平和活動に関するニュースが流れ、反戦運動や原爆の伝承活動も盛んです。 猫を連れてよく散歩に行く近所の山には軍道や砲台の跡があったり、平らな岩が人工的に積み重なった場所や生活の形跡が感じられる場所もたくさんあります。 そんな環境に身を置いて観た「この世界の片隅に」は、生きることや日常生活の尊さを優しく、一方で戦争反対を心に強く訴えるものでした。 その後、映画の舞台にもなった地域にある入船山(いりふねやま)記念館に行ってきました。 旧呉鎮守府司令長官官舎である建物は洋館と日本家屋、全く趣の異なる2つの建物がくっついている不思議なもので、扉を開けると和から洋へ一気に世界が変わります。 華やかな洋風建築で執務室や広いダイニングルームがあると思うと、ドアを開けた瞬間純和風の昔ながらの畳の部屋や板の間が広がるという不思議な空間でした。しかも日本家屋側の縁側からは洋館が全く見えない造りになっており、異空間気分満載でした。 周辺は映画の登場人物が歩き回った地域で出てきた施設が密集しており、多くの観光客がロケ地巡りをしているところでもあります。 美術館通り(=海軍病院坂)は彫刻が並び、カラフルなマンホール蓋がいくつもあり、マンホールカードももらえるみたいです。
2024.05.28
江波山気象館
広島市内へ用事があったついでに立ち寄った江波山気象館(えばやまきしょうかん)。 昭和10年に広島の気象台として建設された施設を見学施設として活用されており、入館料100円という破格の値段に驚きと値段から想像する期待度の低さ(失礼!)とは裏腹に、とてもモダンな建物であり興味深い施設でした。 部屋に入ると自動ロックされ雲の中にいる体験(しかも台風の雲にも!)ができたり、ボタンを押すと急にドアが閉まり風速20mまでの風を体験できたりと体験できるものもおもしろい。 そして、広島市では避けて通れない原爆。 ここでは原爆を気象の観点からとらえた記録が多く残されていました。爆風により窓ガラスが吹き飛び反対側の壁に突き刺さったままの状態の壁や、原爆の爆風を受けた外壁も一部が当時のままで保存されていました。 1945年8月6日の原爆だけでなく、翌月に起きた枕崎台風での犠牲者の多くは広島だったそうです。原爆と枕崎台風、この2つの大きな出来事を克明に調査した当時の気象台職員たちの様子を知ることもできました。 当時に想いを馳せながら、体験と当時の生の記録や機材(フラッシュしなければ撮影OKでしたがとても撮影する気になれず1つずつ丁寧に読んできました)に触れ、住んでいる地域の歴史に触れることができました。
2024.05.13
瀬戸内海を自転車で渡る
2月とは思えない暖かさとお天気だったので、新しい自転車の試走を兼ねて、大小7つの島が橋でつながる「とびしま海道」の最初の橋、安芸灘大橋を渡ってきました。 瀬戸内海を自転車で渡るので、美しい瀬戸内海と島々、釣り船、スナメリなんかも見えました。 今回は出がけに転倒しひざを痛めてしまい橋を渡っただけでしたが、次は橋を渡り島巡りをしようと思ってます。 美しい瀬戸内海を見るたびに、広島に来てよかったなーと思います。
2024.02.18
年末年始の大移動
年末年始は夫婦の実家それぞれに帰省をし、海外旅行並みにハードな本州周遊旅行となりました。 今回は猫も連れて行ったため、猫も飛行機2回、新幹線1回乗りましたが、元気に帰ってきて一安心。飼い主以上に元気があることが分かりました(笑) 毎年お正月は飛行機での移動が恒例となり、機内から富士山を拝んでいます。 今年もいい天気で富士山がとてもきれいに見えました。 「上から失礼します」と呟きながら今年1年の平穏を祈りましたが、飛行機を降りたら能登半島の大地震のニュースが。 そして翌日には航空機事故も。 JAL機にはペットもいたということで心が痛みます・・・ 被災した地域・方々にお見舞いを申し上げるとともに、自分に何ができるのか考えているところです。 どうか、皆様にとって幸多い1年となりますように。
2024.01.05
空の上に行く
地元から1,000km離れたところに引っ越してから、飛行機に乗る機会が増えました。 乗るときはいつも窓際に席をとり、雲の上の景色に見入っています。 雲の上から広い空を見渡すと気持ちも癒されるし、悩んでいる時や考え事があるとき、雲を越えたら青空が広がっているのを見ると乗り越えられる気がするのです。 そんな途中に富士山が見えたときには、さらに頑張ろう!と気力がわいてきます。 しばらく飛行機に乗ってどこか行くことがマイブームになりそうです。
2023.11.02
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