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Aha体験

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アハ体験という言葉、ご存じでしょうか?

Aha、日本語では「なるほど」「へぇー」「そういうことか」という感じでしょうか。

何かのきっかけで、今まで理解できなかったことが突然理解できたり、ひらめいたりすることと言われています。

私も昨日、Aha体験をしました。

ここのところ、どうしても理解・納得できないことがあり、その根拠はどこにあるのか、どんな理由でその行動を推奨するのか知りたくてずっとモヤモヤしていました。

周りに聞いても、納得する部分はありましたが、回答が得られない部分もあり、モヤモヤは残ってて何となく気持ち悪い感じ。

そこで、私が地球上で一番信頼している人物、夫に質問してみました。

 

・・・ものの3分で解決しました。

 

疑問には明確に回答してくれ、私の反論を秒で論破。

気持ちよく瞬殺されました。

あらゆる角度から物事を捉え、総合的に考えて出された彼のコメントに、ずっとつかえていたものが一気にスッと取れたのです。

これこそまさにAha体験!思わずネイティブのように「A-ha!」と言いそうになりました。

一気に視界が開けたような気持ちって、最高ですよね。あまりの気持ちよさに夫を褒めちぎり、「夫、すごいよ、最高だよ!」と褒めたたえずにはいられませんでした。

木を見て森を見ず。林くらいまでは何とか見えるけれど、私の悪い癖です。夫のように森だけでなく、その周りの地形を含めて見ることができるようになりたいと切に思いました。

2021.08.14:kii:[コンテンツ]

キャリアカウンセラーが1on1カウンセリングを受けてみた。

 先日キャリアネットワークの有志で、メンバー指導のもと1on1という手法で20分ほどお互いをリモートでカウンセリングしてみました。

 1on1とは、超簡単に言えばカウンセラー側が話し手の話を比較的短時間で徹底的に聞くことを繰り返す手法、でしょうか。(違っていたらごめんなさい)

 話し手が、話しているうちに問題や課題としていることの本質や解決方法に自分で気づいていくように導く方法でもあります。

 もちろんカウンセラー側は、特定の手法に基づいて質問したり話してもらうよう働きかけもします。

 上司と部下間のコミュニケーションツールとして、最近は企業で採用しているところも多くなっているようですね。

 カウンセラー役になった時は、相手が1人で話をしながら、最初に挙げた課題(悩み)とは違う、本当の今の課題に気づいていく姿は興味深かったです。

 話す側になった時は、自分の課題と思っていたことに間違いはなかったと再認識できてよかったです。

 そして何より、自分の言う事を受け入れ、全肯定し、全面的に寄り添ってくれる安心感を与えてくれたことが何よりも嬉しかったです。

 人にカウンセリングすることはあっても、カウンセリングを受けることはなかったのでとてもいい機会でした。

2021.06.15:kii:[コンテンツ]

いざという時の備え

ちょうど1週間前、大きな地震がありましたね。

私の家は震源地に比較的近く、大きな揺れがありました。

地震の真っただ中、夫はすぐに食器棚を押さえましたが、私はお気に入りのガラスのランプを握り締めたまま「どうしたらいいか分からない!」と立ち尽くして動けなくなってしまいました。

長い揺れの中、部屋中のものがどんどん倒れているのを見て、軽いパニックになってしまったのです。

 

東日本大震災も経験しており大地震は初めてではありませんが、10年前の震災の頃を忘れてしまったのかもしれません。

非常時に何もできない自分に、私は大きなショックを受けてしまいました。

いくつもの修羅場をくぐり抜けてきた夫は、「そういう時は、何かひとつだけいいことをしよう、と思えばいいんだよ」と言ってくれましたが、私は右手でガラスのランプ1個を握っていただけ・・・左手は地震の揺れと体のバランスを取っていた気がします・・・

これからは非常時にはせめて「何かひとつだけでもいいからいいことをする」を思い出してできることをやろうと固く決意しました。


現在私は仕事でBCP(=事業継続計画)に関わっています。BCPとは、地震や災害・新型コロナ等非常時でも最低限の業務を続けられるようにあらかじめ決めておく事業計画のこと。

BCPから派生したFCPというものあります。FはFamily、非常時に家庭生活を継続していくための計画です。いざという時のために、家族で決めごとを作っておくことも大切なことです。

いつ何が起こるか分かりません。何事も事前に準備しておくことが大切なんだと痛感させられました。

2021.02.20:kii:[コンテンツ]

まんぷくあおむし

 夕べ可愛がっていた青虫ちゃんたちが1日でいなくなり、ちょっと悲しい気持ちで過ごしていました。

 ところが。今朝何気なくベランダに洗濯物を出した時、目の前のベランダの手すりの下の方に緑色の物体がくっついているのを発見。

 よく見たらなんと、あおむしちゃんがくっついているではないですか!! 

 ずっと住んでいた木からは直線距離で1メートル、飛べないあおむしは結構な距離を歩いたことになります。
 さらに視線を下げると、もう1匹のあおむしちゃん、その横にはさなぎちゃんがいるではありませんか。

 鳥に食べられてなくてよかったー。
 嬉しくなって3匹に「あおちゃん」「むーちゃん」「しーちゃん」と名付けました。
 あおちゃんは既に茶色ちゃんになっていて羽化を待つばかり。むーちゃんは半分さなぎになり、しーちゃんはこれからさなぎになります。
 夫は定点カメラを設置し、あおちゃんの羽化と、しーちゃんのさなぎになる写真を撮り始めました。

 

さて。ここで今回の「気づき」です。

「嫌いなものも、見方を変えると愛情を持てるものに変わることがある。」

 これは人に対しても当てはまります。苦手だなと思う人も見方を変えると新しい一面に気づくことができ、今までと違った気持ちで接することができますよね。
 人は様々な面を持っています。それを知り認めることでより心豊かになり、円滑な人間関係を築くことができると思います。
 明日から何か1つでも違った見方をしてみませんか?

2020.07.03:kii:[コンテンツ]

はらぺこあおむし

  • はらぺこあおむし

※写真に青虫はいません。苦手な方もご安心ください。※

我が家のベランダはジャングルです。ベランダには、自然を愛する夫が育てている植木鉢がたくさんあるのです。
その中の1つの鉢にこの春アゲハ蝶の子どもが3匹生まれました。

虫嫌いな私は洗濯物を干すときやハーブを摘むときは視界に入れないようにしていたので全く関心もなく、夫だけが日々の青虫の成長に目を細めていました。(たぶん)

ある日の夜、帰宅した夫がベランダへ直行し確認したところ、1匹が行方不明になっていました。どうやら鳥に食べられた模様。私は青虫が減ってホッとしつつ、鳥はよく青虫を見つけたものだと感心していました。

そうこうしているうちに、彼らのいる植木鉢の植物の葉がほとんど食べつくされてしまい、細い枝と茎だけになってしまいました。
弱々しい30cmくらいの植木に丸々と太った青虫2匹・・・木も心配ですが、これからさなぎになる成長期の彼らの食べるものがない!と、私はなぜか焦って困ってしまいました。

夫に感化されたのか!?モリモリ葉っぱを食べる彼らの生命力に惹かれたのかもしれません。
見た目は気持ち悪いけど、彼らの背中(?)がガチャピンに見えてくると、少しかわいく見えてくるから不思議です。
気持ち悪いのに可愛く見えることにモヤモヤしながらも、代わりの葉っぱを探しました。
「柑橘系の葉っぱしか食べないよ」と夫は言ってたものの、手元にあるのは実家からもらったサニーレタスのみ。厚みのない部分をちぎって枝にのせてみました。

数時間後ベランダを覗いてみたら、1匹は一番下の枝から一番上の枝に移動していて、もう1匹はサニーレタスの裏に貼りついていました。
そして翌朝。青虫ちゃん、レタス食べたかな?とワクワクしてベランダを覗いたら1匹しか見当たりません。慌ただしい朝だったから見落としたかな?と思って大して気にもしませんでしたが、仕事から帰宅後ベランダに直行してみると・・・

・・・青虫ちゃんがいない・・・

どうやら早朝と日中に1匹ずつ鳥に食べられてしまったようでした。
ほぼ裸の木にレタスをかけたから目立ったのか?いや、それ以上に青虫ちゃんは大きくて色鮮やかで目立っていた。
でも、なぜレタスをあげた翌日に2匹とも食べられてしまったのか?レタスをあげた私のせいで鳥に見つかりやすくなっていたのか?
ああ、後悔先に立たず、です。

自然の厳しさを目の当たりにした日でした。

※写真は、青虫たちが食べつくして葉がなくなってしまった植木です。

2020.07.02:kii:[コンテンツ]