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江波山気象館

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広島市内へ用事があったついでに立ち寄った江波山気象館(えばやまきしょうかん)。

昭和10年に広島の気象台として建設された施設を見学施設として活用されており、入館料100円という破格の値段に驚きと値段から想像する期待度の低さ(失礼!)とは裏腹に、とてもモダンな建物であり興味深い施設でした。

部屋に入ると自動ロックされ雲の中にいる体験(しかも台風の雲にも!)ができたり、ボタンを押すと急にドアが閉まり風速20mまでの風を体験できたりと体験できるものもおもしろい。

そして、広島市では避けて通れない原爆。

ここでは原爆を気象の観点からとらえた記録が多く残されていました。爆風により窓ガラスが吹き飛び反対側の壁に突き刺さったままの状態の壁や、原爆の爆風を受けた外壁も一部が当時のままで保存されていました。

1945年8月6日の原爆だけでなく、翌月に起きた枕崎台風での犠牲者の多くは広島だったそうです。原爆と枕崎台風、この2つの大きな出来事を克明に調査した当時の気象台職員たちの様子を知ることもできました。

当時に想いを馳せながら、体験と当時の生の記録や機材(フラッシュしなければ撮影OKでしたがとても撮影する気になれず1つずつ丁寧に読んできました)に触れ、住んでいる地域の歴史に触れることができました。

2024.05.13:kii:[コンテンツ]

瀬戸内海を自転車で渡る

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2月とは思えない暖かさとお天気だったので、新しい自転車の試走を兼ねて、大小7つの島が橋でつながる「とびしま海道」の最初の橋、安芸灘大橋を渡ってきました。

瀬戸内海を自転車で渡るので、美しい瀬戸内海と島々、釣り船、スナメリなんかも見えました。

今回は出がけに転倒しひざを痛めてしまい橋を渡っただけでしたが、次は橋を渡り島巡りをしようと思ってます。

美しい瀬戸内海を見るたびに、広島に来てよかったなーと思います。

2024.02.18:kii:[コンテンツ]

年末年始の大移動

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年末年始は夫婦の実家それぞれに帰省をし、海外旅行並みにハードな本州周遊旅行となりました。
今回は猫も連れて行ったため、猫も飛行機2回、新幹線1回乗りましたが、元気に帰ってきて一安心。飼い主以上に元気があることが分かりました(笑)

毎年お正月は飛行機での移動が恒例となり、機内から富士山を拝んでいます。
今年もいい天気で富士山がとてもきれいに見えました。
「上から失礼します」と呟きながら今年1年の平穏を祈りましたが、飛行機を降りたら能登半島の大地震のニュースが。
そして翌日には航空機事故も。
JAL機にはペットもいたということで心が痛みます・・・
被災した地域・方々にお見舞いを申し上げるとともに、自分に何ができるのか考えているところです。

どうか、皆様にとって幸多い1年となりますように。

2024.01.05:kii:[コンテンツ]

空の上に行く

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地元から1,000km離れたところに引っ越してから、飛行機に乗る機会が増えました。

乗るときはいつも窓際に席をとり、雲の上の景色に見入っています。

雲の上から広い空を見渡すと気持ちも癒されるし、悩んでいる時や考え事があるとき、雲を越えたら青空が広がっているのを見ると乗り越えられる気がするのです。

そんな途中に富士山が見えたときには、さらに頑張ろう!と気力がわいてきます。

しばらく飛行機に乗ってどこか行くことがマイブームになりそうです。

2023.11.02:kii:[コンテンツ]

風と土の違い

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東日本と西日本、今は本州の東端から西端の違いはあらゆる場面で多くみられます。

道端に生えている草木も違うし、洗濯物の乾きの速さも違う。

 

特に感じるのが、そこに住む人たちの人柄の違い。

広島の人はとにかくフレンドリーでオープンマインド。よそ者にも初対面の人にも地元民と変わらぬ人懐っこさで接してくれます。

4月に転職したのですが、お昼休みにたまたま休憩室に居合わせた人たちは、私にとって「初めまして」の人で、所属も名前も知らない人なのに、まるで毎日ランチしている仲間のように会話が盛り上がります。

 

正直、これにはとても驚きました。

私自身は東北人らしからず?(親が転勤族だったこともあり)、比較的誰とでもフレンドリーに話をしますが、よそ者を警戒しがちな東北人に囲まれてきた身には新鮮というよりも衝撃でした。

これまで東北にいたときは、普段顔を合わせても親しくない人と同じ空間でランチすると、無言か、本当に当たり障りのない会話で終わっていたので、それが普通だと思っていました。(つまんないなーと思いながら・・・)

ところが今は、初対面でもプライベートな話がすんなり出てくるので、新しい職場の人たちとの距離も一気に縮まります。名前は分からなくても、顔を合わせれば親しく話せるのは嬉しいですね。

東北の人たちは人づきあいに慎重ですが、親しくなると一気に距離が縮まるおもしろさもあります。職場の大先輩がおかずを差し入れてくれたりして(笑)

 

いい悪いではなく、風土の違いなんだなと思います。

広島は年中温暖ですし、昔は塩や瀬戸内海の交易でとても豊かだったことも、他人に対しておおらかな要因のひとつになっているのかな、と感じるこの頃です。

2023.05.02:kii:[コンテンツ]