※写真に青虫はいません。苦手な方もご安心ください。※
我が家のベランダはジャングルです。ベランダには、自然を愛する夫が育てている植木鉢がたくさんあるのです。
その中の1つの鉢にこの春アゲハ蝶の子どもが3匹生まれました。
虫嫌いな私は洗濯物を干すときやハーブを摘むときは視界に入れないようにしていたので全く関心もなく、夫だけが日々の青虫の成長に目を細めていました。(たぶん)
ある日の夜、帰宅した夫がベランダへ直行し確認したところ、1匹が行方不明になっていました。どうやら鳥に食べられた模様。私は青虫が減ってホッとしつつ、鳥はよく青虫を見つけたものだと感心していました。
そうこうしているうちに、彼らのいる植木鉢の植物の葉がほとんど食べつくされてしまい、細い枝と茎だけになってしまいました。
弱々しい30cmくらいの植木に丸々と太った青虫2匹・・・木も心配ですが、これからさなぎになる成長期の彼らの食べるものがない!と、私はなぜか焦って困ってしまいました。
夫に感化されたのか!?モリモリ葉っぱを食べる彼らの生命力に惹かれたのかもしれません。
見た目は気持ち悪いけど、彼らの背中(?)がガチャピンに見えてくると、少しかわいく見えてくるから不思議です。
気持ち悪いのに可愛く見えることにモヤモヤしながらも、代わりの葉っぱを探しました。
「柑橘系の葉っぱしか食べないよ」と夫は言ってたものの、手元にあるのは実家からもらったサニーレタスのみ。厚みのない部分をちぎって枝にのせてみました。
数時間後ベランダを覗いてみたら、1匹は一番下の枝から一番上の枝に移動していて、もう1匹はサニーレタスの裏に貼りついていました。
そして翌朝。青虫ちゃん、レタス食べたかな?とワクワクしてベランダを覗いたら1匹しか見当たりません。慌ただしい朝だったから見落としたかな?と思って大して気にもしませんでしたが、仕事から帰宅後ベランダに直行してみると・・・
・・・青虫ちゃんがいない・・・
どうやら早朝と日中に1匹ずつ鳥に食べられてしまったようでした。
ほぼ裸の木にレタスをかけたから目立ったのか?いや、それ以上に青虫ちゃんは大きくて色鮮やかで目立っていた。
でも、なぜレタスをあげた翌日に2匹とも食べられてしまったのか?レタスをあげた私のせいで鳥に見つかりやすくなっていたのか?
ああ、後悔先に立たず、です。
自然の厳しさを目の当たりにした日でした。
※写真は、青虫たちが食べつくして葉がなくなってしまった植木です。