日々是好日マガジン

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日本中、どこに住んでいる方も同じだと思いますが、今大阪・神戸を中心に広がりつつある「新型インフルエンザ」の拡大感染はとても心配ですし、今後どうなるのか不安です。

しかし、データとしてアメリカの10倍、カナダの100倍の人口密度を持つ日本の場合、今現在の状況で終わるはずがない、と言う方向が現実であると一人ひとりが理解しないといけないんだな、と言う気持ちではいます。
WHOの会見の中での発言ですが、この新型インフルエンザの初期の段階で、世界各国に広まりつつあるときに「必要以上に怖がることはないが、正しく怖がる必要はある」と言うものがありました。今私が住んでいるのは大阪・神戸から離れた新潟ですが、人の多くあつまるイベントやサッカー場などではマスクが配布され、市からは広報や一斉放送で体調管理と異常のある場合には速やかに関係機関に申し出ることを促しています。
一つ一つはとても大事なことだと思います。なにより、通常のインフルエンザの場合でも自分がそうだとわかったら人にうつさないことを第一に考えますから、身体に免疫のない新型インフルエンザの場合にはそれをもっと厳密に考えないといけない、と思います。
しかし一方で、毎朝の報道を見ているとそこまで細かい情報を流さないといけないのかな、と思う部分もあります。
どこの何と言う高校で何人感染、とか、ここの駅の売店の店員が感染や銀行の窓口業務をしていた行員が感染など、ピンポイントで報道しなくてはいけないのはなぜなのか、受け取る側全体に相応の知識がない(と予測できる)現状でそこまでするのは必要なのか、と思ってしまうんです。
情報を明確に報道するのは、そこで発表された校名、場所、地域にいったことのある人、接点のある人、特定個人に接触した人が今後「濃厚感染者」となる可能性が十分高いからだとは理解できるんですが、まだ感染が確認されていない側に必要以上の被害者意識を植え付けるんじゃないか、と思うのですね。

一日50万人もの人が公共機関で乗降するという地域とのこと、誰がどこでと考えるよりも自分がうつらないと予防していたほうがいいように思います。
2009.05.19:khisari:count(517):[メモ/日々の日記]
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