日々是好日マガジン
▼メガネの修理
メガネの修理を教えることになった。
社長の息子さんが仕事を手伝うようになってから5年、事務系の仕事はだいたい覚えて、時計の修理に関してもまぁいっぱしのことはできるようになったけれど、メガネに関しては加工機を使ってのメガネの加工ができるようになったところで、エッジのバリ取りはまだ完璧に任せられないといった程度。視力の確認をして度数の設定をさせるのはまだまだ先だけれど、それは今、眼鏡学校の通信教育を受けているのでそれが全部終わってからでもいいと思う。
けれど、メガネの修理は実地でやってみないとどうにもうまくいくものじゃない。
ケースバイケースというか、どんな風に曲がってきてどこをどう直せばどんな形になって元に戻すのにはどうしたらいいのかっていうのは、曲がってしまったフレームとその人の顔にどう合わせていくのかというのがポイントで、言ってみれば同じものは絶対にないといってもいいわけだから、マニュアルも解答例もないものだったりする。
だからまるで職人仕事を盗んで覚えるように、実際の仕事を見て覚えてもらいながら、または練習用のフレームを使って実際にやってみながら身体で覚えてもらうしかない。
これが意外に「我慢」のいることなんだとわかった。
やらせないと覚えないってわかってるんだけど、そこをそうやったらマズイだろってところはどうしても手を出したくなっちゃう・・・うーん、ここは我慢我慢(笑)
しかし何度かやってみてるとコツを覚えたようで、言わなくても必要な工具がどれかわかってきてるんでまぁ一歩前進かなぁ。
なんつーか、今まで教えてきてもらってきたことを今度は人に教える番になって、そっかそういう時期になったんだ、と考えているのです。
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2009.02.09:khisari
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