お打合せの中で楽しい時間でもあり、お施主様を悩ませるアイテムにもなる壁紙選びについてです。
最近の壁紙では、グレー系やベージュ系の中でもニュアンスカラーと言われる雑妙な色合いや、やさしいカラーの商品が増えたように思います。
同じ色味の中でも表面の素材感に工夫がされているものも多く、凹凸のないフラットなものや塗り壁のようなパターンのついたもの、布のような素材のものやざらざらとした手触りのものなど、様々な工夫が凝らされた商品がたくさんあります。
特に表面に素材感のあるものだと、照明が当たった時に陰影がついたり、陽の入り方で見え方が変わったりと、空間に変化をもたらす役割もあるのかなと思います。
アクセントクロスとして極端に色を変えるという方法の他、まわりの壁の近似色で素材感のあるものを選んだり、面で色を変えず暖かみのあるやさしいカラーで全体をまとめるというのも上質な空間になりそうです。
気になる壁紙がありましたらご相談ください。
※画像はサンゲツさんのカタログからお借りしました。