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洗面カウンター施工入ります!!

  • 洗面カウンター施工入ります!!
ホールの手洗いカウンターができまして、タイル屋さんが、
タイルを張る前に、寸法を測るため並べたところを撮って
きました・・・・




カウンターの上にモザイクタイルを張り、その上に手洗い器を
設置します、鮮やかタイルと白い洗面器がマッチしています・・・
25日内覧会しますので、ぜひ見に来てください・・・・
2013.08.20:kg-shoji:コメント(0):[コンテンツ]

大工道具一覧 !!

  • 大工道具一覧 !!
大工の腕のよしあしは、その道具を見れば大体わかる。
という言葉もありますが、今は電気工具が多く、昔ながらの
工具は数が少なくなっています。
昭和18年ごろに棟梁達の調査では、ノコギリ4、カンナ9、ノミ14
ゲンノウ4、とこれくらいは必ず備えておかねばならぬものと、書いてありました
はたして今の大工さんはこれらの道具数をどう思うのでしょうか?



 


当社 土屋棟梁の工具を借り写真に収めていました・・・

大工の技術の中で、一番よく目につきもっとも高く評価されるのは、
カンナ削りであろう、今は超仕上げ機で、仕上げています・・・
工具も機械化して、どんどん変わっていますが、
昔ながらの、カンナで仕上げ、ノミを使っている大工さんの姿が、
カッコ良いと思うのは私だけでしょうか??

2013.08.02:kg-shoji:コメント(0):[コンテンツ]

建物の式典

  • 建物の式典
今建物を建てるさい 式典は少なくなったようですが
昔は 次のような諸礼式が行われていました
1、地曳の礼式 (地鎮祭)  2、竜伏の礼式 (定礎式)
3、釿始の礼式 木造りを開始する儀式
4、清鉋の礼式 加工した木材を清める儀式
5、主柱の礼式 柱を立てる儀式 6、上棟の礼式(上棟祭)
7、家移の礼式 (竣工式)
最近は簡略化され 地鎮祭、上棟祭、竣工式の三礼のみになりました





地鎮祭は 正しくは(トコシズメノマツリ)とよむが 通常は
音読して(ジチンサイ)言われています






上棟式は 正しくは(ムネアゲノマツリ)と読みますが これも
通常は音読して、(ジョウトウサイ)と称しています

建物を建てるさいは 昔ながらの式典も勉強していき 残していかなければ
と思います・・・・・
2013.07.17:kg-shoji:コメント(0):[コンテンツ]

和室建築 錯覚の修正

  • 和室建築 錯覚の修正
今日は最近減っています和室についてです・・・
天井を水平に、まっ平らにすると、中央が少し下がっているように
みえます。これは視覚の錯誤によるもの、すなわち錯覚です。
天井は6帖の室で18mmぐらい、8帖の室で24mmくらい、中央部を釣り上げて
おきます。それによって、天井は正しく平面に、かつ軽快に見えます





鴨井の長いものを、まっ平らに取付けると、これも中央部が幾分下がって
見えます、そのため長さの千分の一くらい釣り上げて取付けます。

敷居も同じく、中央が少し上がって見えるため、一間の敷居では、中央部
を1.5mmくらい低くすえます。



中央の吊束も柱と同じ大きさにすると、柱よりも大きく見えて不体栽になる
そのため鴨井の長さが二間のときは、見付を柱の大きさの0.95倍くらうに
します。

和室に限らず建物はバランスが肝心です。これを怠りますと、良い建物も
ちぐはぐに見えてしまいます。
バランスに気を付けて施工していかなければと思いました・・・・・

2013.06.29:kg-shoji:コメント(0):[コンテンツ]

最近見られなくなった和室の長押・・・・

  • 最近見られなくなった和室の長押・・・・
最近和室を作っても 長押(なげし)なるものあまり取付なくなりました
厳格な正式の座敷を(真)の建築とし、長押は柱の大きさの0.8倍以上の
幅の広いものをつける、それより少し、くだけた座敷を(行)の建築とし
柱の大きさの0.5倍くらいのものか、磨丸太、竹などを用います・・・
粋な洒落た部屋、茶室風のものは(草)の建築として、長押はつけません




元禄12年には、禄高千石以下の旗本の住居に、長押造りを禁止する制令を
出しています、行政で和室の造りを制限するなど考えられませんが、
長押を付けた違反建築はぶっ壊せ、それを見落としたり、見逃したり
した者も厳罰にする、というすごいものだということでした・・・

今は自由な発想で建築をデザインできる時代ですが、昔ながらの建築
も勉強していかなければと思います・・・・・

2013.06.13:kg-shoji:コメント(0):[コンテンツ]