最近和室を作っても 長押(なげし)なるものあまり取付なくなりました
厳格な正式の座敷を(真)の建築とし、長押は柱の大きさの0.8倍以上の
幅の広いものをつける、それより少し、くだけた座敷を(行)の建築とし
柱の大きさの0.5倍くらいのものか、磨丸太、竹などを用います・・・
粋な洒落た部屋、茶室風のものは(草)の建築として、長押はつけません
元禄12年には、禄高千石以下の旗本の住居に、長押造りを禁止する制令を
出しています、行政で和室の造りを制限するなど考えられませんが、
長押を付けた違反建築はぶっ壊せ、それを見落としたり、見逃したり
した者も厳罰にする、というすごいものだということでした・・・
今は自由な発想で建築をデザインできる時代ですが、昔ながらの建築
も勉強していかなければと思います・・・・・
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