菊池技建 舟山ノート

▼デザインを考える

最近、デザインについていろいろと考えています。

というのも、収納や家具などを造作でカタチにする事が増えてきたためです。

一般に販売されているものやメーカー品などは、使い勝手や機能やデザインが色々と

研究・考えられて作られております。

それに負けないように、かつ、空間のイメージに合うようにデザインするのは

とても難しいです。

インターネットや書籍などを視点を変えて改めて見てみると思わぬ発見があります。

今回は、ダイニングテーブルについて考えてみました。

ある程度の大きさの寸法で、グラグラしないように安全に固定するためには

どのようにしたらよいか色々と考えました。

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こちらは簡単な図面です。

色んなものを参考にしましたが、一番のヒントは大工さんが現場で簡易的に

使用している作業台でした。

合板を×に組んでその上に板を置いて使用しているのをみて、あんなに薄い板でも

使い方次第では便利かつ機能的にできるのだと感じました。

[画像]

こちらの脚だと4面に座ったとしてもぶつかりにくく、T字型にすることで天板自体の

たわみと横揺れに対しても防ぐことができます。

参考にした家具屋さんの写真ではもっと細く全体的なデザインもお洒落になって

いました。

今回の経験を通して、大きなモノでも小さなモノでも様々視点で洗練された

デザインを考えることの大変さと楽しさを学びました。

最近では頭の中で考えたこと(間取りや外観・内観イメージなど)を

スケッチブックに描くように心がけています。

それらのヒントを何かしらの場でご提案できるようにもっとデザインについて

考えを深めていきたいなと思います。




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2015.09.02

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