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見習い大工の勉強会

  • 見習い大工の勉強会

今回の勉強会は、刃物の研ぎ方の勉強会ということで、鉋の正しい研ぎ方、手入れの仕方を須田さんに教えて頂きました。
最初は鉋の台直しから始まり、台に定規を当てがって見ながら台直し鉋で調整し直しました。次に本刃と裏座を金板にかけ裏座の角を叩いて音の鳴らないように調整。

裏だしが終わったら、中砥石で刃に少し丸みをつけ研ぎました。この際、刃がまっすぐだと鉋をかけた時、刃の角があたり材料に線が付くと知りました。
実際にかけてみて、木表は、末から元。木裏は、元から末にかけました。その際木裏に関しては、節が引っかかるため、元から末へかけることを学びました。

2011.04.30:kg-shinji:コメント(0):[コンテンツ]

お客様の気持ちになっての住宅施工

私の会社では、サッシ枠の窓枠ビスは+字になるようにドライバーで調整しています。


これは、営業部長の木村さんの案です。
さすが、見るところが違います!!
こういったところまで、気配りし収めることによって、よりよい住宅に仕上がるのではないでしょうか。
これは、今では会社の施工マニュアルの1つになっています。

1階天井裏には断熱材を床合板の下端にタッカーで打ちつけています。(これは、2階の床を歩いたときに出る足音等を低減する為に行っています。これは、会社の標準仕様です)


さらに、オプションで、2階床合板の上にボードを張ることによって遮音効果が大になります。この上に仕上げ材のフロアーを張ります。

2011.03.23:kg-shinji:コメント(0):[コンテンツ]

若い人への大工技術教育(墨付け・刻み)

墨付けをする前、図板を描いて頭に描きながら墨付けを行います。


大工暦3年目には入り徐々に墨付けを覚えようと頑張っている神保君です。


これは、母屋隅木の落とし掛け部分を渋谷大工さんから教えてもらいながら墨付けをしているところです。


教えられた通りに一人で墨付けをしています。


墨付けが終わったら今度は刻み方です。渋谷大工さんから教わりながら刻んでいるところです。先程の渋谷大工さんとここに写っている渋谷大工さんは兄弟です。会社内には兄弟が4組働いています。


教えられた通りに一人で刻んでいる様子


刻みあがりました。あとは建て方にうまくいけば、問題ない。楽しみだ!!

2011.03.21:kg-shinji:コメント(0):[コンテンツ]

山で木を切る

65年生きてきた20メートルの木を倒している所です。










その林の1本目の木を切った後、その木の天辺の芯を切り、切り株の上で御参りの儀式をしている所です。切り株の上には、天辺の木を立てお供え物を置き、北の方に向かって拝みます。



2011.03.16:kg-shinji:コメント(0):[コンテンツ]