いよいよ雪の季節が来ました。
昨年は大雪で皆様も大変だったと思います。
今年はどうなるのかわかりませんが、
屋根に積もった雪について一言、
軒先からせり出した雪の写真を載せました。
これが大きくなると樋を壊してしまいます。
また、雪下ろしも大変になりますので、
写真のような雪べら等で
こまめに取り除くことをお勧めします。
ちなみに、私はこまめにやっております。
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(改)若手社員勉強会
今回の若手社員勉強会は二組に分かれて、神保貴洋さんと遠藤克人さんは東海
林正憲さんを講師に迎えて階段施工の基本を習いました。
今回の勉強会は複数回に分けて技術や知識を習得していくのが目的で、いきな
り施工から入るよりも1回原寸図を書いて階段の形を覚えて施工で分からなく
なったときには原寸図を見て思い出せるようにとの東海林さんからの提案で、
初回は側板に墨付けとベニヤに回り階段の原寸図を書きました。
まず初めにある現場の階段を参考に、一階から二階の高さから蹴上げの高さと踏面の長さを割り出してさしがねを利用して側板に段板と蹴込み板の墨を出しました。
普段現場に入る階段の材料は加工もされていて実際に墨を付けるとなると手が止まってしまいひとつひとつ教わりながらの図面書きでしたが、次第に階段の形も頭の中で浮かび上がってきて自分で書いていく回数が増えました。
総評
今の階段施工は、側板も段板も蹴込み板も大体の加工がされて現場に搬入されるので、一から墨付けと加工の技術と知識がない私たち若手大工にとって勉強会という場で一から学べたことは大変価値があったと感じています。
また、次回の勉強会も引き続き階段の墨付けと加工となりますので、せっかく学んだことを忘れないためにも現場で階段施工している先輩の姿を見て勉強会で学んだことと照らし合わせて次回に繋げられたら良いと思います。
講師・東海林正憲さんからのコメント
今回、神保貴洋さん・遠藤克人さんに廻り階段の造り方を指導しました。3回の予定で1回目の今回は、まずは原寸の起こし方を教えました。
今はほとんどがプレカットになっていますが、自分も10年以上原寸を起こして造ったことは無くなってきていて多少忘れた所もありましたが、なんとか教えることができたと思っています。
教えながら思ったことは、二人とも覚えようとする気持ちがたくさんあって一生懸命聞いていたようで大変良かったと思います。
あとは時間があるときに自分なりに復習して頑張って覚えてください。
受講者・神保貴洋さんの感想
今回は階段の原寸図の書き方を習いました。側板の墨の出し方を教わりました。
次の勉強会は、実際に側板を造るので、今回習ったことを復習し次回の勉強会に活かしたいです。
受講者・遠藤克人さんの感想
今はプレカットで側板も加工されて搬入してくるので墨付けの手順などほとんど分かりませんでしたが実際に自分の手で墨付けをしてみると“こうやって段板の幅や蹴込み板の高さを割り出していくのか”と頭の中に吸収されて、これから階段施工をしていくための基礎知識を身に付けられました。
次回は実際に側板に墨付けをして加工をしてみますが、講師の方から教わる技術を忠実に守って現場での階段施工に繋げられるように努力していきます。