故郷へお帰りなさい
秋鮭溯上の姿を見るのは初めてです。 それも馬見ヶ崎川下流の長町地内の浅瀬で 産卵中のつがいと、産卵を終えたのと 合計3匹を見つけたのです。 思わずお帰りと声をかけてしまいました。 清流で卵より孵化して川を下り、海に出て オホウツク、ベーリング海、北太平洋、アラスカ、 北アメリカ、と約4年間で6000キロの旅をしながら 約2000倍大きさに成長して生まれた川に帰るんだそうです。 長旅の途中では,サメ、イルカ、アザラシ、熊、他小動物に食べられて 命を落とす仲間も居りますが、生き残ったものがたどり着いたのが、 私が見た鮭達なのですね。 サケたちは途中で食べられても地球上の生態系に 貢献しているのですね。 頭が下る思いです。
2014.11.22