借換えは当初借入れ時と同様の審査が行われる。よって、当初は借入れできても、
その後の状況の変化によっては借換えができないこともある。どのような場合に
借換えができなくなるのかを把握しておきましょう。
■ライフプランの変化
住宅取得時の住宅ローン選びの際、「将来金利が上昇した場合は借換えすればよ
い」というアドバイスを行っているケースが散見される。しかし、借換えであって
も、担保評価や収入、勤務状況など総合的に審査される点は、当初借入れ時と同じ
である。そのため、状況(ライフプラン等)の変化により、将来借換えできないこ
とが十分に考えられる。
■独立・転職した場合、賃貸した場合など
民間住宅ローンの多くは借入条件として最低勤続年数を定めている場合が多く、
独立・転職直後の借換えは一般的に困難である。また、現在の住宅ローン返済中に
健康上の問題が発生した場合、団信の審査が通らずに借換えができないこともある。
さらに、当初は自己居住用だったが、転勤や結婚などにより転居し、借入先金融機
関の承諾を得て賃貸に出した場合も収益物件とみなされるため、住宅ローンとして
の借換えは難しくなる。
■収入ダウン
例えば、借入れ当初より収入が減少したために、さらに金利の低い住宅ローンへ
借換えを考える場合があるだろう。しかし、実際の適用金利にかかわらず審査金利
は別に設けられているため、返済負担率で借換えが難しくなることが考えられる。
近年では、ペアローンを利用している場合、パートナーの収入の減少や休職、退職
などにより返済負担率が変化し、借換えが難しくなることもある。
■延滞した場合など
現在返済中の住宅ローンやそれ以外のローン(自動車、クレジットカードなど)、
公共料金の支払いなどで延滞をした場合にも借換えは一般的に難しくなる。
結局、変動金利と固定金利はどっちがいいのでしょうか?
住宅ローンを検討する際に、特に悩みやすいのが「変動金利」と「固定金利」のどちらを選ぶかという点です。まず結論からお伝えすると、以下のような選び方が基本になります。
変動金利が向いている人
● 月々の返済額をできるだけ抑えたい
● 近い将来に住み替えや売却を検討している
● 世帯収入が安定している(共働き世帯など)
● 今後の収入増が見込める(昇進・転職予定など)
● 「金利が上がらない、または上がっても緩やか」と考えている
● 金利上昇による返済増にも、ある程度備えられる
固定金利が向いている人
● 多少コストがかかっても、ローンの不安を極力なくしたい
● 家計管理に手間をかけず、返済額を一定にしておきたい
● 昇進・転職などによる収入の変化が見込みづらく、今の収入内で長期の返済を安定させたい
● 教育費や老後資金など、将来の出費を優先して資金計画を立てたい
● これから長期にわたって同じ住まいに暮らす予定
住宅ローン選びに正解はありませんが、どんな価値観で住まいを選ぶかによって、向いている金利タイプは自然と見えてきます。
以下では、主な判断軸ごとに、それぞれに合う金利タイプを整理しています。「自分だったらどれに当てはまりそうか?」を想像しながらチェックしてみてください。
判断軸 向いている金利タイプ
月々の返済額をできるだけ抑えたい 変動金利
最初の〇年だけ返済を安定させたい
(教育費や共働き終了などを見据えて) 期間選択型固定金利
今後、育児・教育などで支出が増える見込みがある 期間選択型固定金利
または
全期間固定金利
住宅ローン控除を最大限活用したい 変動金利
高齢での借り入れ、または完済年齢が高めになりそう 全期間固定金利
家計に余裕があり、金利上昇リスクにも対応できる 変動金利
固定金利の安心感を取りつつ、将来の選択肢も残しておきたい 期間選択型固定金利
金利を気にせず、返済額をずっと一定にしておきたい 全期間固定金利
近い将来に住み替えや売却を検討している 変動金利
住宅選びで「資産価値の高さ」を重視している 変動金利
金利上昇を見越して、今の低金利を固定しておきたい 全期間固定金利
金利タイプに迷っている方も、自分の返済スタイルや住み方に合うかどうかを軸にすると、納得感のある選択がしやすくなります。
なお、住宅ローンは「一度決めたら終わり」ではなく、将来的に借り換えで見直すという選択肢もあります。無理なく返せることを第一に、柔軟な発想で検討してみてください。
変動金利が向いている人
● 月々の返済額をできるだけ抑えたい
● 近い将来に住み替えや売却を検討している
● 世帯収入が安定している(共働き世帯など)
● 今後の収入増が見込める(昇進・転職予定など)
● 「金利が上がらない、または上がっても緩やか」と考えている
● 金利上昇による返済増にも、ある程度備えられる
固定金利が向いている人
● 多少コストがかかっても、ローンの不安を極力なくしたい
● 家計管理に手間をかけず、返済額を一定にしておきたい
● 昇進・転職などによる収入の変化が見込みづらく、今の収入内で長期の返済を安定させたい
● 教育費や老後資金など、将来の出費を優先して資金計画を立てたい
● これから長期にわたって同じ住まいに暮らす予定
住宅ローン選びに正解はありませんが、どんな価値観で住まいを選ぶかによって、向いている金利タイプは自然と見えてきます。
以下では、主な判断軸ごとに、それぞれに合う金利タイプを整理しています。「自分だったらどれに当てはまりそうか?」を想像しながらチェックしてみてください。
判断軸 向いている金利タイプ
月々の返済額をできるだけ抑えたい 変動金利
最初の〇年だけ返済を安定させたい
(教育費や共働き終了などを見据えて) 期間選択型固定金利
今後、育児・教育などで支出が増える見込みがある 期間選択型固定金利
または
全期間固定金利
住宅ローン控除を最大限活用したい 変動金利
高齢での借り入れ、または完済年齢が高めになりそう 全期間固定金利
家計に余裕があり、金利上昇リスクにも対応できる 変動金利
固定金利の安心感を取りつつ、将来の選択肢も残しておきたい 期間選択型固定金利
金利を気にせず、返済額をずっと一定にしておきたい 全期間固定金利
近い将来に住み替えや売却を検討している 変動金利
住宅選びで「資産価値の高さ」を重視している 変動金利
金利上昇を見越して、今の低金利を固定しておきたい 全期間固定金利
金利タイプに迷っている方も、自分の返済スタイルや住み方に合うかどうかを軸にすると、納得感のある選択がしやすくなります。
なお、住宅ローンは「一度決めたら終わり」ではなく、将来的に借り換えで見直すという選択肢もあります。無理なく返せることを第一に、柔軟な発想で検討してみてください。
思いもよらず大人気スペースに
こんにちは、営業の平川です。
この度お引き渡しをしたお住まいは猫と暮らす家ということで、高いところやせまい場所などカウンターや階段下など様々な工夫をしたお住まいでした。完成間近なころ、現場でお立会いをしていた時に、2階ホールの階段吹き抜け部分にちょうどいい高さで腰壁があり、それを見ながら猫たちが絶対にこの上に乗りたがるよね、なんて話が出ました。場合によっては勢い余って猫が落ちてケガをしないようにと何か対策しなければと、試行錯誤した結果、階段の吹き抜け部分にアクリルの板を敷いて対策をすることになりました。
お引き渡し後、お客様から送られてきたのは、そこが一番の人気スポットになっているというお写真でした。
猫たちにも気に入ってもらえてよかったです。
この度お引き渡しをしたお住まいは猫と暮らす家ということで、高いところやせまい場所などカウンターや階段下など様々な工夫をしたお住まいでした。完成間近なころ、現場でお立会いをしていた時に、2階ホールの階段吹き抜け部分にちょうどいい高さで腰壁があり、それを見ながら猫たちが絶対にこの上に乗りたがるよね、なんて話が出ました。場合によっては勢い余って猫が落ちてケガをしないようにと何か対策しなければと、試行錯誤した結果、階段の吹き抜け部分にアクリルの板を敷いて対策をすることになりました。
お引き渡し後、お客様から送られてきたのは、そこが一番の人気スポットになっているというお写真でした。
猫たちにも気に入ってもらえてよかったです。