かわにしツーリズム研究会

▼おわりに

 私たちが見てきた英国の農家民宿の経営は、再三述べた社会的背景の違いもあり、そのまま日本に導入することができるものではない。しかし、経営者の負担を最小限にして、ゲストのニーズにあったサービスを提供するという姿勢は、経営を長続きさせるにはとても重要な要件である。

 私たちの生活する地域のお客様に対する「もてなし」は、長く積み上げられてきたものである。しかし、来客者にとって必ずしもそれが必要なものとは限らない。私たちは今後、お客様のニーズをつかみながら、できる範囲のサービスを提供していくことが必要である。

(写真はB&Bの経営者と同宿した男性、左端が筆者)

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●2006.01.19
●saito
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