日豪タッグの効果。

日本・オーストラリアの「経済提携協定」が一定の合意を見ました。

これは多いに意味があります。

本来、関税撤廃が軸になるところを、牛肉等を「関税引き下げ」で豪が妥協したからです。

豪の牛肉の関税が撤廃されたからといって、あんな「乳臭い」肉は私は食べないのでどうでも良いのですが、肝心なのは「米国」へのメッセージ。

ご自分たちの良いようにやるのならば「TPP」などに加入せず、各国と「経済提携協定」を個別に結びますよ、という投げ掛けを「両国」がしたことになります。

オバマ来日目前のこの「合意」は政治的意味が大きいです。

「郵政民営化」・「TPP」・「集団的自衛権容認」はすべてアメリカからの要請であることは周知の事実です。

にも拘わらず「憲法」は押し付けと言い、「集団的自衛権」はその押し付けを取り払うと言う。

両方とも、アメリカ発には変わりないんだがな~(笑)!
2014.04.08:katsumin:[コンテンツ]