書籍を破却することは、決して許される行為ではない。
書籍は文化の凝縮。
しかし、刑法261条器物損壊罪(3年以下の懲役または10万円以下の罰金もしくは科料)以下でも以上でもない。
「コーラン」を破却したら一生「テロリスト」に命を狙われるだろうが、「アンネ・フランク」関連本を破却したからといって「イスラエル」が出てくるのは如何なものか。
また、報道も過熱し隣国も騒ぎ出した。
「日独伊三国同盟」と言っても、当時日本はアメリカ戦に集中し、欧州戦線には手を出していない。
よって、「ユダヤ人」迫害もしていないのだ。
それどころか、杉原千畝は「ユダヤ人」救出の手助けさえしている。
その杉原千畝の書籍も破却されているというのであるから、この事案は大きな何かが動いている可能性があるのではないか?
「工作員」のようなものが・・・。
アメリカも今や「ユダヤ」の国だ。
また、隣国が言い掛かりをつけるのに格好の「ネタ」にもなる。
まずは「国内」が動揺しないことではないか?
「右傾化」を懸念するのは良いことだ。
しかし、それとこの事案は別物であろう。
私は過剰な「世論操作」を危惧するものである。