憲法を考える①

今日は、「日本国憲法施行」の日ということで、改めて「憲法」に向きあってみたいと考えました。

日本国憲法は、アメリカやドイツと同じく「硬性憲法」です。

「硬性憲法」とは、改正・修正を簡単に出来ないように厳格な手続きが必要な憲法のことを言います。

アメリカやドイツと書きました。

日本だけでは無いのです。

改憲賛成政党は、96条をダシにして「改正可能」にしましょうと言っていますが、これは「詭弁」です。

何故ならば、アメリカやドイツは日本より「改正・修正」手続きが厳しいのでした。

にも拘わらず、戦後アメリカでは6回、敗戦国ドイツに至っては、実に58回の改正・修正が行なわれています。

必要な「改正・修正」は、現行96条でも可能なことがこれで「実証」されました。

要は、どこをどう「変える」のかをしっかり国民に説明すれば良いのです。

「右傾化ブーム」に乗っかって9条改正・修正など絶対にやってはならんのですよ。

それは、東アジア諸国を「刺激」するだけで、「平和」など訪れません。

「武器」を持って平和が担保できたと「勘違い」するのはアメリカと同じ論法なのですよ。

本当の意味で、いい加減「アメリカ」思想から脱却したいものです。
2013.05.03:katsumin:[コンテンツ]