昭和11年の今日、所謂「2.26事件」が起こりました。
これは、陸軍の派閥争いに端を発したものでした。
統制派(合法的に政府に影響力も持とうという考え)対皇道派(軍事政権樹立をしたい者)です。
当時、日本経済は慢性的な不況に陥っており、特に農村部の疲弊は深刻でした。
ここまでは、「現在」も同じことです。
当時は、青年将校や右翼は「国民が貧困に苦しむのは、腐敗政治家や富を独占する財閥が悪」と断じ、軍事政権を作ろうと考えたのでした。
「賢者は歴史で知る」ではないが、日本が軍国主義に「突入」していった経緯はこういうことなのです。
やたら、「中・韓・朝」を憎む人がいるようですが、「2.26事件」の二の前にならないようにしなくてはなりません。
また、「集団的自衛権」をどうしても容認したい首相。
「武器輸出」したい首相。
同じ過ちは犯してはならないのです。
戦争は「絶対悪」だと、改めて考えたい一日です。
それと今日で、ミッシェルは6歳になりました!