朝鮮総連の幹部が現在「北」にいて、それを最初は再入国させない方針でしたが、一転して再入国の拒否をしないことになりました。
なぜ?
と、思いましたが、「彼ら」は核実験、つまり「制裁発動」以前から「北」にいたのです。
どういう事かと言うと「不遡及の原則」といって「法律」ことに「刑法」に関しては、「新法」が出来たからと言って「過去」に遡って「処罰」できません。
「制裁発動前」に「北」に渡っていた者を、入国拒否するのは「法治国家」のやることではありません。
「不遡及の原則」で必ず思い出すのが、「東京裁判」です。
「平和に対する罪」「人道に対する罪」どころか、それまで「敗戦国」の首脳を裁く「国際法」はありませんでした。
なのに、「第二次世界大戦」という「既成事実」に対して後付で法律を作ったのが「連合軍」です。
「ニュールンベルク裁判」も「東京裁判」もだから「無効」であると、「法学的」には言わざるを得ません。
ただ、それと「戦争責任」は別物です。