内部告発を奨励するのならば、「内通者」の保護を担保しなければならないのは言うまでもありません。
今回の「女子柔道」の件にしても、「内通者」を公表せよというわけのわからない輩がいますが、これは「ガバナンス」に欠ける行為です。
私は過去に、「内部告発」に2度関わったことがありました。
「労災隠し」と「パワハラ」です。
両者共「コンプライアンス」上許すべからず行為でした。
2度共、「内部告発」を奨励しておきながら「犯人捜し」に明け暮れ、「本論」をうやむやに終わらせた経緯があります。
今の会社には有難いことにそういう事はありません。
「英語」さえわかればパリの本社に直接「通報」することも可能なのです。
日本はまだまだ「古い」体質が抜け切れていないことがわかりました。
「事なかれ主義」「なあなあ、まあまあ」。
それでは、進歩は望めません。
ことが大きくなって「傷」を深くするだけです。