世界の基軸通貨といわれる「円」「ドル」「ユーロ」「ポンド」「スイスフラン」。
株高になっても「所有」していない人には直接的には関係ありません。
しかし、「為替」については生活に関わってきます。
かつて、対ドルは「固定レート」で1$=360円でした。
その後、「変動レート」になりました。
「民主党政権下」の昨年に76円台を打ちました。
今、91円を行ったり来たりしています。
この15円差。
「輸出業界」では歓喜に包まれているでしょう。
何もせずに、100$の物を売ったら1,500円「上乗せ」される理屈になるわけですから・・・。
でも、甘利大臣は100円以内までと「釘を刺しています」。
なぜでしょう?
日本は「輸入」に依存している国でもあるからです。
「納豆」。
大豆、パック(石油製品)、発酵させるための燃料。
すべて輸入品で、材料の「値上がり」になります。
そうすると、納豆価格の値上げに踏み切るか、量を減らすかの「選択」を迫られるわけです。
「ガソリン」「電気」の値上げも避けられません。
過度な「円安」も国民は受け入れるだけの「体力」を有していないのが現状です。
緩やかな「円安」になることを希望します。