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復興支援・自転車なおし隊! その9
昨晩は台町まつりがあり、眠い。出発はちと遅れ7時30分
ママチャリプロショップから3人と助っ人2人の計5名で
宮城県は石巻市へと向かった。
東北道、南部道路、東部道、三陸道と乗り継ぎ対向車線の
渋滞を眺めながら、こちらは順調に3時間30分ぐらいで
石巻の小学校の避難所に到着。
本部に自転車修理で困っていませんかと聞いたところ
修理の依頼のほうはないようですが一通り診ていってください
とのこと。
ところが
ずらーっと並んでる自転車をみただけで、修理必要なものが
たくさんあるようだ。
まず、手前から チェンがダランと伸びている、何度かチェンはずれで
苦労してるだろう3台続けてチェン調整と注油。
次はベルが壊れてる、海水でブレーキワイヤーがサビて効かないもの
(何本もワイヤーを交換する)
職員の方は、避難所の皆さんが普通に自転車に乗っていると
思っていたので、こんなに整備不良があるとは気づかずに
いたようで、次々修理していくとびっくりしていました。
避難所の皆さんも集まってきて、自分のここを直してください
あそこを直してくださいと依頼が多くなる
一台で、前後タイヤ交換、パンク、ライト交換、ブレーキ修理、スタンド修理
鍵修理、ベル交換、チェン修理とあちこち直してくださいとの依頼もあった
自転車屋さんはこのへんにあるのか、また、修理はどうしているのかと
聞くと、ないし、避難所のみなさんは困っていたということでした。
また、大きな避難所と違って炊き出しもなくなっていたこと
それに支援物資として自転車も送られて来てないようでした。
遠慮はしたのですが
昼飯を体育館で食べていってくださいと、おにぎり、お茶のペットボトル、
パン、ジュースなど用意してくれて、さらにカップヌードルまで
ごちそうになりました。(恐縮です)
少し若い女性の職員が来たので(支援ネットで知り合った方から届いた)
「愛媛のみかん農家の方からシュシュやハンドタオルなど避難所に
持って行ってくださいと預かってきました」と見てもらう。
若い女性が少ないということだったけど、その方に似合うような
シュシュなど選んでもらいました。笑顔が溢れてます。
また、自転車産業振興協会から提供していただいたパンク修理セット
など渡してきました。
職員の方も避難所の方も
みんなニコニコと感謝の気持ちを伝えてくれて、こちらも嬉しくなる。
次に
近くの中学校へも寄ってみた。
石巻花火大会ということで街中はお祭りムード一色、ボランティアの
服をきた人がたくさん歩いている(そういえば泥だしボランティアに、
外人が結構目についたなぁ ありがたいことです)
2011.07.31:
karugia
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