カルマンギア

階段を下りていると周りが走り出したので
なんだかわからないけどいっしょに走る、
あー電車のドアが閉まりそうだ、小生すぐにあきらめる。

困ったなぁと思ったけど全然困らなかった、なにせ3分後には
次の電車がやってきた。

小生のまん前に座った、ちょっとくたびれた背広姿の
藤山寛美（まぬけな役者）に似た、とぼけた顔のおっさん。
隣はノートパソコンを操作しているスーツ姿の好青年だ。
その二人の前に立つ若者。

おっさんが鼻糞ほじくり始める、笑っちゃいけないのに小生プッと
吹き出してしまった。

と、その時！
二人の前に立つ若者がペットボトルを取り出して
おっさんの真上で飲み始めたではないか。まずい！こりゃまずいよ！

でも
窓の外を見ながら飲んでいたから良かったぁ。
「座っている人を見てください」よほど言いたかった。
ぜったい飲み物を噴き出すはずだ。

一心不乱に鼻くそホジホジのおっさんは自分がまいた種だから
お茶を噴き出されたって、しょうがないけど隣のパソコン青年には
気の毒だなぁ。

なんて講習会場へ向かいながら人間ウオッチャーして
楽しんでいる小生でした。

2006.06.25：karugia：count(1,233)：[メモ/香瑠漫オヤジはこんなオヤジ]
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