Planning agency kaori

▼星空上映会

見るとやさしい気分になる「星空上映会」。
小国町足水中里(あしみずなかざと)の慶昌寺という、
山のなかの小さなお寺の境内で行っていて、
この7月で5回目を迎えます。
企画の方からメールをいただきました。

[画像]

縁側に16ミリ映写機を置いて、境内の杉の大木からスクリーンを吊るし、境内にはビニールシートやゴザを敷いて、夜7時すぎ、暗くなってから映写は始まります。

上映作品は子供向けのアニメーションが主ですが、日本昔話に出てくるような山のお寺の、このごろの日本ではもう世界遺産のように貴重な真っ暗な夜の闇のなかで、映写機がカタカタと回り、ビールを飲みながらスクリーンを眺めているとホタルが前を横切ったり・・・、などというオマケもありで、誰もが思い描く僕たちの夏休み的雰囲気は何よりの贅沢。大人のほうが楽しいんじゃないかとすら思う。

ちなみに千葉出身の僕はこの上映会で生まれて初めて、本物の光るホタルを見ました。オドロイタ。さらに初めてホタルを見た僕を皆が驚いたんだ。

入場料は無料で事前の準備や会場の設営など映写を除けばみなボランティアです。去年からは上映前に米沢の音楽グループ「のどのど」のライブと地元の「おも白い森」による屋台もはじまりました。

今年は「子ギツネの贈り物」、「おこんじょうるり」、「雪の女王」です。「おこんじょうるり」は故岡本忠成の人形アニメの傑作、「雪の女王」は旧ソ連製の掘り出し物です。

上映終了後はクマ鍋やタヌキ汁やサルの刺身で宴会になってそのままお堂で雑魚寝、です。これもかつての合宿そのものでとても楽しい。翌朝起きたら真っ白なヒゲのおじいさんになっていたり、ツノとヒヅメがはえてウシになってしまったという人も過去にはいました。
お寺は猫バスが止まるバス停の横の坂を登った上にあります。

もしできることならば当日参加だとか、準備を手伝いたいだとか友だちに教えてあげるとか、そういうことになると、とてもありがたいです。

過去の上映作品や地図などはHPをご覧ください。
映画空間 
http://www.geocities.jp/cinema_blanc/

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