Planning agency kaori
▼かたづけ作業
最近、私の周りのみなさんはみーんなiPod持参。
音楽を聴くにはCDやMDもいらない時代が来るんですかねぇ。
ライターの仕事に「テープおこし」というのがあるんですが、
これは講演会やインタビューなど録音したものを、
文章に書きおこすという作業。
簡単にできそうで、これは結構きつい。
私の中では重労働に分類される仕事です。
だって30分の話を文章にするだけで、
2時間くらいかかる場合もあるんですよ〜。
なぜかというと、人って主語、目的語、述語の順番には話さないから。
でも文章は基本的にそうなっていないと読みにくいから。
専門用語が出てくる特殊なテーマだったりすると
話の流れから解釈・判断をして文字にしないといけないので、
「テープおこし」はただ話していることを文字にするのではなく、
「読める文章に書きなおす」作業なのです。
この仕事をするときに渡されるのは、
関係資料とカセットテープかMD。
今は半分半分くらいですが、
やがてはMDのみか、新たな録音機器になっていくのでしょう。
いずれ「テープおこし」という言葉が死語になるか、
でも「MDおこし」に進化するとも思えないので、
由来が謎をおびつつ「テープおこし」のまま
若いライターに受け継がれていくか、
話した言葉がそのまま文字になるマシーンが登場して、
この仕事自体がなくなるかもしれませんね。
引っ越しを前に不要品の処分もぼちぼちやらないと、と思い、
まずはここ十何年でたまりにたまった
カセットテープを処分することにしました。
今回は、家づくりのテーマの一つがエコなので、
心に誓っていたのは、
「不要なものを処分するときは、ちゃんと分別」。
前回の引っ越しの経験から、
片付け作業は相当手間がかかるだろうとふんでいたのですが、
それにして時間がかかるかかる。
インタビューの際に使ったテープは
2〜3回重ねて録音すると部分的に音がとんでしまって、
「あちゃ〜、なんか今、すっごく大事なことしゃべってたじゃーん」
ということがおきたりするので、
常に新しいのを買い足し続けなければならず、
けれど捨てる勇気もなく、
本当に膨大な量がたまってしまっていたのです。
ここで問題ですが、山形市内の場合、
カセットテープは何に分別されるでしょう?
「雑貨品・小型廃家電類」
と、思った方が多いでしょうか?
正解は、ケースはプラスチック。
テープは埋立てゴミなんです。
つまり、カセットテープを捨てようとすると、
まずは延々延々、
テープをケースから出す・・・(..)
テープをケースから出す・・・(..;;
テープをケースから出す・・・(--;;;
ということをしないといけないんですね。
(全部分けた後の達成感といったら、
それはもうすばらしいものがありました!)
で、プラスチックは週1回の回収がありますが、
埋立ては4週間に1回の指定日しかチャンスはありません。
今年の収集カレンダーをチェックし手帳にメモ。
うっかり逃せば、次ぎは1ヶ月後です。
しかしあまり早い時期に書いてしまうと、
私の場合、手帳の文字とゴミ袋に目が慣れてしまい、
日々見ておきながら忘れるという失態を冒す危険があるので、
「●日は埋立ての日!」と、ときどき声に出して叫びます。
(こうすると案外忘れない)
そうしてまとめたゴミ袋。
仕事の道具だから仕方ないとはいえ、
こんなにゴミをださなければならないなんて。
「埋立てゴミ」=「リサイクルすらできないもの」ですから、
やはり日用品だけでも、分別しやすいものを注意して買わなければ・・・。
ちなみに下の写真のような書類袋の場合、
止め具のところは「プラスチック」、
金具が付いていれば「雑貨品・小型廃家電類」。
紙袋は雑紙として分別します。
雑紙回収がスタートしたことで、
少しは燃えるゴミを減らせるようになりましたね♪
[画像]
[画像]
[画像]
画像 (小 中 大)
2005.08.22:kaori
⇒HOME
(C) Kaori Asakura
powered by samidare