Planning agency kaori
▼ゆるゆる
暮らしはじめて感じたことの一つに、
家のつくりが「ゆるい」ということがありました。
それは「部屋が広い」という意味ではなく
(なにしろ鎌田工務店さんの実例で過去最小の家ですから ^^;)、
小さいながらも、きつきつじゃないということ。
以前住んでいたアパートでは、
洗濯機も冷蔵庫も洋服を入れるロッカーも、
収まる場所がほぼジャストサイズのスペースだったのです。
この「ほぼジャスト」が案外くせ者で、
中途半端な隙間では掃除機の吸引ホースが入らないから、
もっそりとほこりがたまります。
アパートから引っ越す時に初めて見た、
洗濯機と冷蔵庫の裏側・・・。
それはいま思い出すだけでもおぞましい状態でした。
私ってばなんておそまつな掃除をしていたのかしら・・・。
という訳で、心を入れかえての新築生活。
今回の家の場合、掃除をしていて楽しい場所は、
冷蔵庫の周りや1階と2階の中間地点。
冷蔵庫の壁側と裏側は
掃除機のホースが入る幅をあけられたし、
コピー&ファックスの複合機も、
冷蔵庫と同様ゆるっとした間隔で置けました。
もう一枚の写真は階段から、
一階を見おろしているところ。
この両脇のちょっと出ている部分も
突き当たりまで掃除機のホースが充分届き、
こんな場所も普通に掃除機をかけられるのが、
なんだかうれしいのです(笑)。
小さい家だからこそ、いろんなところに手が届き、
でも、なぜか不思議ときつきつじゃない設計。
日常生活や仕事は、少しの余裕を作ることが
ストレスをためないコツですが、
家も適度な隙間を作ることで、
ほこりをためなくてすむのかもしれません。
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2006.01.23:kaori
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