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▼きらいになるよ
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まず、タイトルのことばを見たとき、震えがきました・・・。 隷属を強制する言葉ですね。 読んでいくにつれ、私も苦しい〜〜って感じました。 こんなことも思い出しました。 一昨年の人権の宿泊研修で、ある学校が、PCで「死ね!」と自分が打ったら自分にすぐそのメールが届くシステムを作って、それが届いたときの気持ちを体験させるというのです。 進学校の実験的実践だということで、参加している教員も、「インターネット上での人権侵害の被害者の気持ち」を体験してくださいといわれたのですが、私は打つことができませんでした。 そしてこの取り組みはやるべきではない、やるのなら、「ありがとう、助かったよ、またいっしょにやろうね」といった、もらって元気が出て嬉しくなる言葉を、生徒に、そして教師にも打つ体験をどんどんしていくほうがずっといいし、今求められているのはその気持ちだ、と、自分でもかなり憤慨して、その分科会で意見を言ったことがありました。 いうことをきかす、のではなくて、その子を信じて、その子にに感じる力、考える力、選ぶ力を育てつつ、見守っていくのが大切なことだと思います。 親であろうがなかろうが、しつけってそういうことでしょう。 大人同士でもひょっとしたらそうなのかもしれません。 いうことをきかないあなたはきらいよ!・・これほど、相手の人格を軽くみていることばはないですね。 きらい・・・人を生かさない言葉です。殺してしまうかもしれない・・・。 うちの最近の生徒は、しかると、すねる傾向が強い子がかなりいます。うちのこと、おれのこと、きらいやねんやろう!と無意識に思ってしまっているようです。 なので、現実には「君の事、嫌いでもなんでもないけど、俺が伝えたいのはな、・・・・ということやねん!わかるか!」 という叱り方で、一歩も引かずに対決します。 (もちろん、こちらが誤解している場合にはすぐこちらがあやまりますけどね) お前のこと好きになりたいねん、という言葉に、気持ちの真実はあっても、高校生にはあまり効果的ではありませんが、 幼児期には、。。。ことをしてくれたから、(お母さん、お父さん、誰でもいいんですが)、うれしいよ、・・・ちゃんのこと好きになったよ!って、しゃがんで、目を近づけて、できたらほっぺたを手ですりすりしたりして、素直に目を輝かして気持ちを伝えるのがいいと思います。 こちらのきもちをわかってくれたら、たぶん100万ドルの笑顔をくれます!
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