noricoのノート
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「さんま」と「ごめんね」
先日「2年フードデザイン」では、魚をおろす実習を行いました。
今回は、生徒にも身近な「さんま」で3枚おろしに挑戦です。
いつも魚の調理時にお世話になっている鮮魚いとうさんに、プロの手さばきを見せていただきました。
あれよあれよというまに完成し、生徒からは感嘆の声が。
魚をおろすことも、出刃包丁をにぎることも、ほとんどの生徒が初めて。
骨にたっぷり身がついてしまい、もったいなくて骨の部分もから揚げした生徒もいましたが、
なんとか全員無事に(ケガなく)おろせてほっ。
おろしたさんまは、南蛮漬けにしていただきました。
「さんまの頭をおとすとき、ごめんねって思って切ったんだよー(一部、標準語?にしております)」
という生徒のことばに、はっとさせられました。
わたしたち人間は、さまざまな動物や植物のいのちを「いただいて」生きています。
日本では、そのことに感謝して「いただきます」と言ってから食事をしますが、
直訳できる英語はないと本で読んだことがあります。
今日も、明日も、あさっても、食事は「いただきます」ではじめましょう。
2010.02.13:
norico
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