シロアリは冬どうしているのですか
前日の雨が気持ちよく晴れ上がった午前、羽根をつけた黒いアリが大量に飛んできたら、それはシロアリの疑いがあります。 シロアリが飛んでいるのはたったの数十分、距離は1キロが限度なので、ご近所から分家したと思われます。 羽根を落としたシロアリは白ではなく黒で、ウエストにくびれがなく、ずん胴です。 その後床下や壁の隙間に入り込み5~20日で卵を生み始め、1年で数百個、10年から15年間生み続けます。 表に出てこないので、見えないからといって安心できません。 シロアリは冬の間、気温がさがると活動量は落ちますが、他の昆虫のように冬眠しません。 冬でも暖かい日は一日中活動します。ですから、駆除は動きの鈍い冬も有効です。
2009.12.23