きしリッシュの吐息〜長持ち19年〜

▼学んだことを人に伝える〜小児看護☆〜

今、私は小児看護の勉強をしています。
必修に出そうなところをまとめたので必要な人はぜひコピーして勉強に役立ててください(*^_^*)

■発達課題
 エリクソンよると、乳児期の発達課題は【基本的信頼】
          幼児期前期は【自律性】
          幼児期後期は【自発性】
          学童期は【勤勉性】
          青年期は【同一性】アイデンテティ
          成人初期は【親密性】である。

■身体発育の評価
 小泉門は生後【約6週間】で閉鎖する。
 大泉門は生後【約1年6カ月】で閉鎖する。
 閉鎖が速い場合・・・【小頭症】
 閉鎖が遅い場合・・・【水頭症】
 
身長は、【1】年で出生時の【約1.5倍】、
    【4】年で約【2】倍となる。
体重は【3ヶ月後】に出生時の約【2】倍
   【12ヶ月後】に約【3】倍
   【2年半】で約【4】倍
   【4年】で約【5】倍となる。
体重は、【生後2〜3日】までに出生時の【10】%以内で減少し、【7〜10日目】に戻る。
これを【生理的体重減少】という。

乳児の体重測定は、【10g以下】まで測定できるもの選ぶ。

肥満度(%)は、
【[実測体重(s)―標準体重(s)]÷標準体重(s)×100】で求める。
 【−15%以下】は痩せ
 【−15%未満〜+15%未満】が正常
 【20%以上】は肥満である。
 乳児期の身体発育は【カウプ指数】で評価する。
 カウプ指数は【[体重(g)÷身長(cm)÷身長(cm)]×10】で求める。
 【13〜15】が痩せ
 【16〜19】が正常
 【22以上】が肥満である。
 
学童期・思春期の身体発育は【ローレル指数】で評価する。
 ローレル指数は【[体重(g)÷身長(cm)÷身長(cm)÷身長(cm)]×10000】で求める。
 【100以下】は痩せ
 【145前後】が正常
 【160以上】が肥満である。
 ※統計的な乳幼児発育値に、【パーセントタイル法】があり、【50パーセントタイル】が中央値である。

■遊び
ガラガラやいないいないばあのような【感覚遊び】は、【2】歳ごろまで
 絵本やテレビなどの【受容遊び】は【1歳】くらいから
 積み木や粘土などの【構成遊び】は【1歳】くらいから
 ごっこあそびなど【模倣遊び】は【2歳】〜【5歳】まで楽しむ。

基本的な運動発達は【頭部】から【下方】へ、【中枢】から【末梢】へ
         【全身的】な動きから【局所的】な動きへ

改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査で【9か月児】の90%は支えなし座位可。
【12か月児】でつたい歩きをしないのは標準より遅れていると評価される。

■運動機能の発達
 首がすわる・・・【3〜4カ月】
 手を出して物をつかむ・・・【5か月】
 寝返りをうてる・・・【6か月】
 一人座りができる・・・【7〜9か月】
 はいはいとつかまり立ち・・・【9〜10か月】
 一人歩き・・・【12〜18か月】


<乳幼児の発達>語呂合わせ!
にっこり あやすと 笑う      ナナちゃん おすわり 上手
【2か月】                  【7か月】
さあ ごきげん ななめ       やっと つかまり立ち
【3か月】                  【8か月】
しっかり 首がすわる        とうとう はいはい
【4か月】                  【10か月】
ごろごろ 寝返り          自由に ひとり歩き
【5か月】                  【12か月】
<幼児の発達>
2 階にいる  好きな 子は     ケン シ  さん じゃん!
【2歳 階段登る】 【スキップする 5歳】  【けんけん 4歳】 【3歳 ジャンプ】

■歯
 乳歯・・・【生後6〜7か月】:下顎乳中切歯が生え始める。
      【2歳半〜3歳】:上下10本(計20本)
 
 永久歯・・・【6歳〜】:はえかわる
       【13歳〜】:上下14本(計28本)

■栄養
 母乳栄養の利点は【母子相互作用】や【アレルギーが少ない】など。
      欠点は【ビタミンK】が欠乏しやすい、【遷延性黄疸】が起こることがある、
      【垂直感染】が起こり得るなど。
 母乳栄養児の細菌叢は【ビフィズス菌】が優勢で、【腸球菌や大腸菌】は少ない。
 母乳栄養児の便は柔らかめで【芳香性酸臭】がある。

■離乳
離乳の開始とは【なめらかにすりつぶした状態の食物を始めて与えた時期】をいい、その時期は【生後5〜6か月】頃が適当である。
発達の目安としては、【首のすわりがしっかりしている】、支えてやると座れる、食物に興味を示す、【スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことがなくなる】など。
 
  離乳の完了とは【形のある食物をかみつぶすことができる】ようになり、【エネルギーや栄養の大部分】が母乳または育児用ミルク以外の食物からとれるようになった状態をいい、その時期は【生後12〜18カ月】頃である。
  離乳の開始前に果汁を与えることについては、【乳汁の摂取量が減少する】こと、乳児期以降における果汁の過剰摂取傾向と【低栄養や発育障害との関連】が報告されていることから、栄養学的意義は認められていない。

【はちみつ】はボツリヌス症予防のために【満1歳】までは使用しない。

■水分必要量
 1日、体重1`あたりの必要水分量は乳児で【150ml】、幼児で【100ml】。

■食生活
 学童期の脂肪エネルギー比率の目標量は【20%以上30%未満】である。

■事故防止
 乳児は、【鼻腔の間隙が狭い】、【気道の直径が小さい】、【喉頭蓋の位置が高い】、【口腔内での舌の割合が大きい】などの特徴から、【窒息】を起こしやすい。

 ■学校保健
  風疹・・・【発疹が消失するまで】出席停止
  麻疹・・・【解熱後3日を経過するまで】出席停止
  百日咳・・・【咳そうが消失するまで】出席停止
  水痘・・・【すべての水泡が痂皮化するまで】出席停止
  流行性耳下腺炎・・・【耳下腺の腫脹が消失するまで】出席停止

■乳児の胸部]線撮影
 乳児の胸部]線正面撮影をする際は、【両下肢を挙上して、上体を固定】する。

■緊張度の把握
 肥厚性幽門狭窄症・・・【噴水状の嘔吐】、吐物に【胆汁】が混じることはない。
            【体重減少】、【オリーブ様腫瘤】あり。
喘息発作・・・【起座位】とする。
 
■感染症への対処
 水痘の感染危険期間は、【発疹1〜2日前】から、【すべての発疹が痂皮化する】まで。
 
・潜伏期間(風疹以外飛沫核感染。風疹は飛沫。)
麻疹:【10〜12日】 水痘:【10日〜3w】 風疹・ムンプス:【2〜3w】
麻疹:【コプリック斑】
 水痘:【紅斑】⇒【丘疹】⇒【水疱】⇒【かさぶた】
 風疹:【発熱】【発疹】【リンパ節腫脹】
 先天性風疹症候群:【先天性白内障】【心奇形】【難聴】
 ↑妊娠16週以内に風疹に感染!

<発熱⇒発疹の順にあらわれる小児疾患は?>
熱心な   川崎   麻世が 衝     突!
【発熱→発疹  川崎病   麻疹   ショウコウ熱   突発性発疹】


■骨髄穿刺
 小児の骨髄穿刺の穿刺部位は【脛骨状3分の1】、【胸骨】、【後上腸骨棘】で行われる。
 穿刺後は、【2】時間は【床上で頭部を挙上せず】に安静を保つようにする。
 【頭痛、嘔吐、嘔気】に注意し、【2】時間までは定期的にバイタル測定をする。

■与薬
 散剤の与薬は、【白湯】や【糖水】に溶かして与えたり、少量の水分で練ったものを【口腔内に塗りつけ】、その後、水分を勧める。
 ミルク嫌いや偏食の原因となるので、【ミルクや離乳食に入れてはいけない】。

■子どもの病気の受け止め方
 幼児期では、病気や入院、苦痛を伴う治療を【自分の行為の罰】であるととらえることが多い。

■入院によるストレスの緩和
 入院によるストレスの緩和について、乳児期は【快の刺激】を多く与えるようにする。
 幼児期は、【分離不安】への対応としてスキンシップや語りかけを行い、頑張ったことをほめ、励ます。
 学童期では、単調な入院生活によるストレスを緩和するため、【変化のある生活】が送れるよう配慮する。
 思春期では、子どもの立場になって【共感して聴く姿勢】が大切である。




■家族の面会や付添における看護
 新生児期の入院による分離は、母親に【喪失感】をもたらす。
【面会】を勧め、【おむつ交換】や日常の世話に関われるよう援助する。

■先天異常の種類と特徴
 先天性心疾患であるファロー四徴症は、【チアノーゼ】を生じやすい。
 染色体異常で、ダウン症候群は【筋緊張低下】、【心奇形】、【白血病】21!
        ターナー症候群は【低身長】
        クラインフェルター症候群は【高身長】が特徴的。
 口唇裂の初回手術は生後【2〜5か月】頃に行われる。
 口蓋裂の手術目的は、【正常言語の獲得】で、【1歳〜1歳半】が手術の至適年齢。
 


■障害を持つ子どもを持った親の障害の受容過程(ドローター)
 @【ショック】               ちなみにキューブラロスの死の受容過程は
A【否認】                  @否認
 B【悲しみと怒り】              A怒り
 C【適応】                  B取引
 D【再起】                  C抑うつ
                        D受容

■経管栄養
 乳児の経鼻胃管の挿入の長さは【眉間】から【剣状突起】である。
 
■日帰り手術
 そ径ヘルニアは【日帰り手術】が可能であるが、術後【3〜4日】は、原則休養が必要。
 【ガーゼを外した日】からシャワー可能で、通常、術後【3日目】から入浴も可能。
 術後、【発熱】がみられたら病院へ連絡する必要がある

■脱水時の看護
 乳児は、【細胞外液の割合高く】、体液を喪失しやすく、【腎機能も未熟】で、体重当たりの水分出納が多く、【脱水】となりやすい。
 脱水が進むと、【大泉門の陥没】が見られる。
 【嘔吐】を繰り返す脱水は【アルカローシス】を伴うことが多い。
 その他【尿量減少・血圧低下】などもおこる
■小児慢性特定疾患治療研究事業
 【18歳未満の児童】が対象
 【11】疾患群【514】疾患が対象
 入院、通院とも【公費】負担される。
 所得に応じて【自己負担】がある。

■腸重積症
主症状:【カニ爪サイン】【イチゴゼリー様粘血便】【嘔吐】【てい泣】【男児に多い】
治療・・・]線透視下で【バリウムの高圧浣腸による徒手整復】

■川崎病
 主症状・・・【眼球結膜充血】、【不定型発疹】、【イチゴ舌】、【非化膿性頸部リンパ節腫脹】、
      【5日以上の高熱】、【四肢の皮膚色変化】
合併症・・・【心筋炎】、【冠動脈瘤】

■痛みの緩和の看護
 乳児期の痛みの表現は、てい泣、【不機嫌になる】などである。
 幼児期では【暴れる】、痛いという、てい泣など。
 学童期では痛いと言ったり、【我慢するが涙を流す】など。
 思春期では【痛みの種類や程度】を言えるようになる。
 痛みのある幼児への援助では、【罨法】を行ったり【スキンシップ】や【絵本の読み聞かせ】などを行う。

■死に対する子どもの反応と看護
 【10歳ごろ】から死の不可逆性や普遍性について理解するようになる。
 乳幼児は【疾患】を理解することは困難であるが、【学童以上】になると、ある程度理解できるようになる。
 終末期では、【死に対する不安】、【無力感】、悲しさを感じるが、子どもだけでなく、【その家族に対する支援】も重要である。
■予防接種
 ・乳幼児・小学生対象の定期【一類疾病】の予防接種は、【ジフテリア】、【破傷風】、【百日咳】、【ポリオ】、【麻疹】、【風疹】、【日本脳炎】、【結核】が対象疾患である。

<生ワクチンは?>
生 ビール 飲むと  ポーっとする フグタ マ ス オ    妊婦に接近
  【BCG  ムンプス    ポリオ       風疹  麻疹 水痘 黄熱    妊婦に摂取禁止】
 生ワクチン:病原体を弱毒化したもの・・・10〜14日以内に頭痛倦怠感
<不活化ワクチンは?>
復活 日本!  驚  異の  百日
  【 日本脳炎  狂犬病  インフル  百日咳】
  不活化ワクチン;死滅した病原体をとり出したもの・・・1日以内にアレルギー
<トキソイドは?>
トキは は  じ    かく
   【破傷風 ジフテリア】
 トキソイド:病原体の産生する毒素を無毒化したもの
<各ワクチンの接種間隔は?>
不       意 打ちは  な    し
【不活化ワクチン 1週間 接種間隔  生ワクチン 4週間】

■子どもの事故
 乳児死亡の主な死因は、【先天奇形、変形および染色体異常】が多い。
 5〜14歳の死因は【不慮の事故】および【悪性新生物】が多い。
 不慮の事故では、0〜4歳は【窒息】、5〜14歳は【交通事故】が最も多い。

■おもな誤飲物質と処置
 灯油などの石油製品や強酸性のものを誤飲した場合、【吐かせずに】病院へ行く。
 たばこの誤飲で中毒症状が出た場合は、【胃洗浄】が必要。

■溺水と処置
 救急処置・・・【気道確保】、【人工呼吸】、【心臓マッサージ】、【保温と循環の回復】。

■子どもの一時救命処置
幼児への心臓マッサージでは、胸骨中央下部を、【胸の厚みの3分の1まで】圧迫する。
速さは1分間に【約100回】で、胸骨圧迫と人工呼吸の回数比は【30対2】とする。

2010.10.26:kana1128

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