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タケダワイナリー/岸平典子さん

  • タケダワイナリー/岸平典子さん
山形県は上山市。蔵王連峰を望む南向きの小高い丘に、一面のブドウ畑が広がる。タケダワイナリーは1920年創業の日本でも老舗のワイン醸造所。「良いワインは良い葡萄から」をモットーに、およそ20年の歳月をかけた本当の土づくりと葡萄づくり。ここまでこだわった醸造所は、国内でも極めて稀な存在と言えるだろう。

スタンダードワインとして、根強いファンを持つ「蔵王スターワインシリーズ」から、日本初の高級発砲ワインとして、ワイン愛好家やソムリエからも高い評価を受ける有名なドメイヌ・タケダ(キュベ・ヨシコ)まで、幅広いニーズに答えるワインリストで全国のユーザーの舌を楽しませている。

2005.09.01:SAMIDARE スタッフ:[かみのやま温泉の人々]

湯治宿招雲閣/女将 清治ひさ子さん/国際薬膳指導師

  • 湯治宿招雲閣/女将 清治ひさ子さん/国際薬膳指導師
20年前に湯治宿/招雲閣の女将になった清治さんは、昔から《健康をテーマ》にしていた。13年前には実際に中国に渡り、漢方について深く学び「国際薬膳指導師」を取得した。

学んできた漢方の知識をフルに活かし、薬膳料理として健康維持、生活習慣病予防、元気回復を考え、お料理を提供している。


また、女将のもう一つの顔として、月刊ほいづんにて「清治ひさ子の養生食」として生活習慣病予防について掲載している。


2005.08.07:SAMIDARE スタッフ:[かみのやま温泉の人々]

橋本屋「家庭的な雰囲気でおもてなし」橋本龍治さん

  • 橋本屋「家庭的な雰囲気でおもてなし」橋本龍治さん
「家庭的な雰囲気でおもてなししたい」ハイセンスで上質なサービスととは裏腹に、あくまで控えめに丁寧に取材に応じてくれたのは橋本龍治さん。初代橋本龍之助さんのお孫さんにあたり、現在専務として館内の運営を取り仕切る。

以前はアパレル系の仕事に従事していた経験もあるという龍二さん。柔らかくあたたかい雰囲気と、センス良く清涼感のある印象は橋本屋のイメージそのまま。「決して大きな旅館ではないので、その分家庭的であたたかいサービスをこころがけています。」一昔前の団体客ブームの頃から、あくまでも家族や個人の方にゆっくりとくつろいでもらいたいというコンセプトでやってきたという橋本屋。特に大きな旅館や高級な旅館にしたいという願望はなく、今のままの規模、今のままの雰囲気で、末永くお客様に喜んでもらいたい。と語る。

実はアメリカ留学の経験もあるという龍二さんだが、日本のこころを大切にし、和の格好良さ、可愛らしさを現代風に表現する館内の雰囲気はその辺りも影響しているのだろうか?
2005.08.05:SAMIDARE スタッフ:[かみのやま温泉の人々]

古窯の縁の下の力持ち/社長室長 佐藤太一さん

  • 古窯の縁の下の力持ち/社長室長 佐藤太一さん
社長室長である佐藤太一さんは、その古窯の華やかな表舞台から一転、裏方を統括する縁の下の力持ちといったところだろうか? その全てが一流で、ついその贅に心を打たれるのだが、古窯が古窯たる所以はそれだけではない。
2005.07.29:SAMIDARE スタッフ:[かみのやま温泉の人々]

暖簾とは心構え/長谷屋旅館~石井栄吉さん

  • 暖簾とは心構え/長谷屋旅館~石井栄吉さん
上山の市街地の真ん中に位置するのは長谷屋旅館。設立は江戸時代中期頃と言われている。上山の旅館では一番古いとされる長谷屋には、今も安政2年(1854年)当時の文献が残っている。古くは江戸時代から、宿場町として栄えた上山は、参勤交代の宿場として、当時は13もの大名行列が通ったという。

また、お伊勢参りと供に知られる出羽三山参り(現世のお伊勢参りに対し死後の出羽三山参り)の要所としても栄え、全国からの多くの参拝者が往来し、行きはここで身を清めて入山し、帰りにまた立ち寄っては精進落としで賑わったといわれている。「特に江戸時代から明治の初期にかけて、羽州街道の宿場町としては最も人が入った時代だった。」そう教えてくれたのは長谷屋旅館の館主石井栄吉さん。
2005.07.29:SAMIDARE スタッフ:[かみのやま温泉の人々]