上村のノート

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腰痛で二日休みました。まだ完治していませんが、どうにか起きていられるぐらいになりました。この間、ご迷惑をおかけしてしまったみなさん、また、ご心配下さったみなさん、本当にすみません、またありがとうございました。
身動きできない間はとても痛くて辛い日々ですが、うれしいこともちょっとありました。それは、九里の生徒達のことです。私は今クラスも持っていないし、学年の所属もありません。授業を受け持たなければ、私と日常で接点のない生徒が、ただ、私が九里の先生だと言うだけで「どうしたんですか」と声を掛けてくれます。

「ぎっくり腰みたいだ」
「先生、それ、絶対安静ですよ」
「でも、今日は休めないから」
「そうですよね。歩き方気をつけてくださいね」

なんて励ましてもらいました。

「できることがあったら代わりにやりますよ」
と、うれしいことを言ってくれた女子もいました。
「この痛みを代わって欲しいよ」
といったのに、
「いいですよ」
と言うのです。

卒業後の進路に「看護師」や「介護士」を選ぶ生徒が毎年たくさんいますが、これはただ、時代の風潮だと言うだけでなく、本校生の人間性から来るものだと思います。
わたしのようなそんぴんで、偏屈なひねくれものが「学校の先生」という仕事を続けてこれたのは、周りにいたのがこの学校の生徒だったからだと思います。この職場で良かったと実感しています。
2010.04.11:kami33:count(1,051):[メモ/コンテンツ]
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