上村のノート

設計が古いキットなので、タミヤの飛行機を作った後では物足りないところがあるのは仕方がない。タミヤのキットは仮組みするとそのままはずれないほどしっかり組まれてしまうが、こちらは仮組みしないと貼り合わせの隙間が確認できない。いったん接着した後、パテを盛り、ヤスリをかける手作りの醍醐味が味わえます。結局、一番時間をかけたのは、飾り台についている古代進と森雪でした。
宇宙戦艦ヤマト以降、松本零士の作品にも大分はまりました。クイーンエメラルダスやキャプテンハーロックといった作品と、戦場シリーズ。ラインの虎やベルリンの黒騎士といった作品です。読んでいるうちにどうも戦争を讃美しているようなところが気になり、パタッと読まなくなりました。銀河鉄道も宮沢賢治とのこともあり、実はあまり好きではありません。ファンの方には申し訳ないです。
次はBNR-34　Skyline　GTS-4　です。

2010.01.24：kami33：[メモ/コンテンツ]

ここは米沢。雪国の米沢。

やはり米沢。雪国です。
子供の頃に比べると雪は厳しくなくなったように感じます。子供の頃の雪はもっと深く、冷たく、辛かった。大人になって体も大きくなったから、そんな風に感じるのかも知れません。それにしてもやはり、米沢。雪が降ります。
出勤途中３回も転んでしまいました。高校生の頃も通学途中転んだことは何回もありますが、こんなところでは転ばなかったようなところでやられてしまいます。これも大人になってしまったからかも。とても悔しい。
こんな吹雪の中を、ジャージに運動靴で傘もささず雪が積もって頭を真っ白にして歩いていく高校生を見ると、とても心配です。映画「八甲田山」をみんなで見るべきです。

2010.01.15：kami33：[メモ/コンテンツ]

地球防衛軍旗艦「アンドロメダ」

「アンドロメダ」は「さらば宇宙戦艦ヤマト」に登場した地球防衛軍の旗艦です。近頃は子供たちと宇宙戦艦ヤマトの話をしても通じることが少なく寂しい思いをしています。「あの青い顔の人がでる奴ですか」なんて言われます。「それはデスラー総統のことか？」と聞き返しています。
「さらば宇宙戦艦ヤマト」は、私が小学生の頃テレビで放映された「宇宙戦艦ヤマト」の続編として、映画になった作品です。小学生の頃はあまり関心が無く、テレビで見た覚えがありません。後で再放送で見ました。単行本も読みました。映画になったのは確か中学生か高校生の頃ではなかったかと思います。ラジオで特集番組が組まれ、ラジオドラマで予告番組も作られました。当時米沢にあった「中央映画館」に見に行きました。とても感動しました。涙もボロボロこぼれました。
事前に放送されたラジオ番組で、監督やディレクターが「子供たちに本当に大切なものを教えたい」と熱く語っていて、映画を見終えた後、すっかり感動していた私はこの人達にかなり心酔していました。ロマンアルバムも買うほどの熱の入れようでした。
主要な登場人物はみんな死んでしまって、自分を犠牲にしてみんなを救う姿に圧倒されました。
監督やディレクターは「ヤマトはもう作りません。みんなの心の中に生きています」なんて言うのでさらに心に焼き付きました。

ところが数年して、「ヤマトⅢ」が作られることになりました。映画で死んでしまった登場人物をかなり無理矢理生き返らせたり、「これは別の話」などという（私にとっては）詭弁にしか思えない理由がつけられました。しかも、しばらくすると監督やディレクターが脱税していたり、版権を争ったりする姿を見せられました。当時、純情だった私は「大人は汚い」とか「大人は口先だけだ」とすごく傷つきました。そして、「自己犠牲」といった偽善的なことを蔑むようになりました。むしろ、偽悪的な考え方に共感することもありました。

「礼」と「譲」に触れなければ、今でもずっとそのままだったかも知れません。また、若いだけだった私を育ててくれた九里の生徒たちのおかげです。「礼」「譲」は自己犠牲でなく、自分とみんなを豊かにするための本当の道筋です。互いがそれぞれ「自らの持てる力を発揮して愛する世の人々に捧げ」ることが、実は自分にも返ってくることだし、返ってこなくても自分を豊かにしていきます。そしてそれこそが「人間の尊厳を信じその高貴さにふさわしく行為」することなのです。

若い頃の傷が少し癒されて、落ち着いてこの作品を見ることができるようになりました。一時は名前を見るだけで気分が悪くなるほどでしたから。

アンドロメダは、映画では、最新鋭なのにあっという間にやられてしまう不幸な船です。これはテクノロジーへの過信を象徴しているのだそうです。それにしても、この船が私は結構好きなのです。

2010.01.11：kami33：[メモ/コンテンツ]

今年の読書ノート

せっかく読んでいるのだから、せめて何を読んだか記録してみようと思い立ち、今年は１月から書名だけの「読書の記録」をつけてみた。（こういうのは小学校以来です）
職業柄手にした本や、変な趣味のため手にした本など様々です。（残念ながら降参したものもあります）。冊数だけなら小学生の頃の法が多かったかもしれません。また、もっと若いうちに読んでおけばよかったと思う本も多く、人生は無常です。

2009.1
直江兼続江宮隆之
頭のよい子より賢い子の育て方
すごいやり方
小さいことにくよくよするな！
戦国風流武士
下流社会
教師のストレス対処ガイドブック
すごい会議
小さいことにくよくよするな！2

2009.2.
路傍の石

2009.3.
戦後教育で失われたもの

2009.4
FBI心理分析官
直江兼続の素顔
孤独な散歩者の夢想

2009.5.
麦屋町昼下がり
バレンタインの勝ち語録
本阿弥行状記
敵兵を救助せよ
進化とはなにか

2009.6.
青年
国家の品格
月に映すあなたの一日
使ってみたい武士の曰本語
高野聖
笑い
地図から歴史を読む方法2
授業

2009.7
メンタルタフネストレーニング
成功してお金持ちになる魔法の口ぐせ
楽譜帳

2009.8.
歴史を動かした名言
そうかもう君はいないのか
ドラゴン桜
EQ

2009.9.
豊海と育海の物語
心理戦に勝つ孫氏の兵法入門

2009.10.
品格のある日本人
職員室の裏ワザ100連発
六とう
蝉しぐれ

2009.11
いしぶみ
最初の三曰で学級を組織する
授業導入100のアイディア
謎解き洛中洛外図
教務主任の実務と役割
グレートギャツビー
鏡の中の物理学

2009.12.
剣聖
教育力
誰でも成功する板書の仕方
荒れたクラスと教師の統率力
歴史の決定的瞬間

というわけで、模型ばかり作っているわけではなく、読書もちょっとはしています。

2009.12.31：kami33：[メモ/コンテンツ]

1/700 駆逐艦　雷

年を越す前に完成できました。
中学生の頃「連合艦隊をそろえたい」という友達がたくさんいて、競ってウォーターライン・シリーズに取り組みました。当時に今のような精度のキットや、道具があったら天国みたいだったかもしれません。（目も見えたし）
でも、そうではない現実と悪戦苦闘しながら、無いものは自分で作る、という工夫する心みたいなものが育ったのかもしれないと考えると、「天国」は逆に「地獄」かも。結局、機銃14基のうち２基を無くしてしまいました。ピンセットを持つ指に力が入り、弾けてとんでいき行方不明です。中学生の頃は、こういうのはキット化されていなかったので、無視すれば無視できたし、作りたいときは、エナメル線やピアノ線から切り出したりしました。ハンダ付けとかしてね。今はもうそんな根気もなくなり、ただ組み上げてしまいました。
それにしても読書がきっかけで作った「雷」ですが、若い頃のことがずんずん思い出されてきました。「連合艦隊をそろえたい」といった友達とバーチャルに張り合ってみたくなりました。娘には叱られると思います。

つぎは「アンドロメダ」です。

2009.12.30：kami33：[メモ/コンテンツ]

結局は「目」なんです

２週間ほど忙しく、「いかづち」は全然、進まなかったが、近頃になってようやく佳境に入ってきた。完成は明日頃かも。
今は最後の部品、機銃の装着にかかっている。
技術の革新はとてもすごい。こんな小さな部品をプラスチックで作り、量販している。バリもない。おかげで組み上げる方もよほど根気がいる。……が、なんと言っても「目」だ。情けない話だが、はっきりピントを合わせて見ることができないのだ。それで、眼鏡を外して、棟方志功が版画を彫るようにして見る。若い頃は何であんな風にして、と思ったが、自分も同様になってしまった。（芸術性は比べるべくもない）
これを１４個、つけてできあがり。あと８個になった。

2009.12.29：kami33：[メモ/コンテンツ]

新聞部、インタヴューの研修に参加する

新聞部は置賜地区新聞専門部研修会に参加してきました。
といっても、九里学園高校が、専門部理事校なので、会場設営から受付に案内に司会にと大活躍でした。本当にご苦労さまでした。
今年は「インタヴューの仕方」がテーマとなり、元青年海外協力隊の鈴木精氏にご協力いたたきインタヴューの実習をさせていただきました。「マダリソの思い出」でおなじみの鈴木精先生です。
参加校全体での共同記者会見のあと、各校ごとの単独会見を行い、取材した結果を新聞にしました。九里学園は無事時間内に作成することができ、現在国語Ｃ教室に掲示してあります。
当日はテレビ局や新聞社も取材に訪れ、プロの仕事を間近で見ることもできました。
新聞部はこれから活版新聞の編集に入ります。みんなの学園新聞ができるよう、がんばっていきたいと思います。取材にうかがった際にはよろしくお願いします。

2009.12.20：kami33：[メモ/コンテンツ]

雷（いかづち）

1/700駆逐艦「雷」です。
これはビートたけしの番組で有名になった「敵兵を救助せよ」の工藤艦長の船です。出来事自体は以前から知っていましたが、テレビでドキュメンタリーになると、すごくイメージが湧きました。本も読みましたが、とても感動したのは、工藤艦長の行為ももちろんですが、こういうことをした人と同郷だという思いも強いと思います。（高畠と米沢は同郷ではないかもしれませんが）。天地人でも感じたのは、やはり故郷のことでした。どんな人にも故郷はあります。そしてそれぞれが誇るべき故郷で、昔々の先祖から現在身の回りにいる人たちみんなの中に自分がいるということだと思います。

1/700の軍艦は「ウォーターライン」というシリーズで出ています。もっともこのキットは船自体がマイナーなせいか、シリーズに入っておらず、ピットロードというメーカーのものです。インターネットで取り寄せました。「ウォーターラインシリーズ」に一番はまったのは中学２年生の頃です。当時は米沢はずっと田舎で、模型雑誌の作例に出てくるような工具が手に入らず、道具にあこがれて過ごしました。今は便利な世の中になり、欲しくて手に入らなかった道具が簡単に手に入ります。ところが実際には道具はあっても目が見えず、手は震え、「今が中学２年生なら」と思いながら作っています。1/700の駆逐艦はとても小さいのです。
眼鏡屋をしている友達から、眼鏡を外してみると見えるはず、とアドバイスされました。試してみると本当で、目の前１０センチぐらいの所は驚くほどはっきり見えました。

2009.12.06：kami33：[メモ/コンテンツ]

月ガキレイデスネ

帰りに空を見たらすごい月が出ていたので、思わず撮ってしまいました。
明日が満月のようです。今日は朝から霧が出ていて、いつまでもはれませんでした。でも霧が晴れると雲のない青空。「こんな日は寒いだろう」と思って眺めていたのです。その分空気が澄んでいたのでしょう。まだ空が青いうちに大きな月が出ていました。急いで帰ったつもりでしたが、カメラを構えたときには大分暗くなってしまっていました。

題名の意味は、私の授業に出ている人はわかりますよね。例のあの言葉です。家に帰って家族に思わず言ってしまいました。明日は満月のようなので、皆さんもどうぞ。
「月ガキレイデスネ」

2009.12.01：kami33：[メモ/コンテンツ]

ザク　ウォーリアー　ライブバージョン

名前長いが、テレビアニメ「機動戦士ガンダム　SEED　DESTINY」に出てきたモビルスーツです。ミーア・キャンベルという女の子が、ラクス・クラインのふりをして慰問コンサートをするときに使われました。それでピンクに塗ってあります。
もちろん私の趣味ではありません。子供にせがまれて作りました。
ガンプラ初体験です。これは塗装もされているし、はめ込み式なので接着剤もいらないキットですが、それではいろいろ不満もあるので、塗装もするし、接着剤も使ってみました。
基本的にはめ込めばいいという安心感もあり、おもしろい体験でした。息子は素のままで半日で組み上げてしまいますが、塗装もしたので、３日ぐらいかかりました。

次は駆逐艦「雷」です。

2009.11.23：kami33：[メモ/コンテンツ]

こちらは私の写真

悔しいので、私も撮りました。夕方から晴れてきて青空がでていましたが、雲は相変わらず寒い雲でした。

2009.11.19：kami33：[メモ/コンテンツ]

新聞部　県の編集講習会にて

新聞部は山形県高等学校新聞編集講習会に参加してきました。今年の研修テーマは「写真」。山形市もかなり寒い天気でしたが、外に出て「秋」をテーマに撮影し、撮った写真は山形新聞社の報道部副部長板垣氏より講評していただきました。写真はその中の一枚。「明日から山新で働いてください」（笑）と褒められました。
昨年は残念ながら学園新聞を発行することができませんでしたが、今年は必ずお届けしたいとがんばっています。

2009.11.19：kami33：[メモ/コンテンツ]

完成

中学生の時に１中脇の模型屋で見つけたのが、夜間戦闘機「月光」。なかなか作れなくていたので、１５年越しの完成（！？）忍者部隊「月光」は「鉄砲は最後の手段だ」が合い言葉だった。
名前もなかなか格好良かったが、作ってみるとスタイルもすごくいい。色も渋くて良かった。

……娘に見せたら「でも、これ戦争の道具なんでしょう」と冷ややかに言われてしまった。

プラモデルはそう言うの多いんです。前にも書いたけど。

次は機動戦士ガンダム　SEED　DESTINY　のザク（ライブバージョン）です。

2009.11.14：kami33：[メモ/コンテンツ]

寒々

まもなく冬だな
という景色です。

2009.11.12：kami33：[メモ/コンテンツ]

いよいよ佳境に

月光も完成間近。あとはキャノピーをつけたり、デカールを貼るだけ。
組み上げてみるとなかなか骨太の機体でかっこよかった。透明部品が大分あって、中が見えるので、細かい作りもちょっとはのぞけます。大きいので置く場所に思案中。

2009.11.08：kami33：[メモ/コンテンツ]

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