上村のノート

▼大和発進

連合艦隊旗艦の戦艦「大和」です。初めて作りました。大和自体は大きいのだけれど、一つ一つの部品はやはり1/700なので、サイズは他の船とそんなに変わりません。機銃にしても内火艇にしても同じなわけで、以前駆逐艦を造ったときと同じ細かさです。でも、慣れているだけ、前回のメサイヤバルキリーよりはストレスなく組み上げました。マストなどは以前は真鍮線などで作りましたが、今回はキットのまま。そのため途中で折れたりして、間に合わせ的に接続しています。アンテナ線を張ることもなく、ただストレートに組んでしまいました。目が見えなくなっているので、いつまでこんなことができるかはわかりません。
大学1年生の夏休みの宿題に名著「戦艦大和の最期」を読んでレポートを作る課題が課されました。戦艦大和には小学生の頃から親しんでいたつもりでしたが、イメージが大部変わったことを覚えています。子供向けの本にはただ勇ましいことや、興味をそそるところしか書いていなかったのですね。実際には、「日常」と同じように、言葉にしえない様々なこともある。大学で学ぶにつれ、知らなかったことも少しはわかるようになりました。といっても、小学生の頃から興味を持っていたことなので、学んでみる気になったということもあるのではないかと思います。興味を持つことは、今にだけ大切なのではなく、将来の布石になっているのかもしれません。
今やっている勉強も、今すぐ役立たないからといって、意味のないものではないということです。
ディスカバリーチャンネルでも特集していました。今では調査も進み、海底にどんな風に沈んでいるかもわかっています。乗組員3000人が犠牲になった戦艦大和の最期も戦争のむなしさを伝えていかなければならないキーワードなのではないでしょうか。まもなく終戦の日を迎えますが、今の私たちの生活も多くの先人たちの人生からつながっていることを忘れてはならないと思います。
机の上がゴチャゴチャしていて、写真もあまり鮮明ではありません。その辺はちょっと残念です。
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2010.08.07:kami33

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