上村のノート
▼「紫電改のタカ」を偲んで
連休なので、ちょっと集中してみました。
もっとも先週からの風邪で集中力は大分無くなっています。
ハセガワの紫電改です。
紫電改と言えばかつて少年マガジンに連載された「紫電改のタカ」ですよね。最新鋭機紫電改に乗って撃墜王になる少年飛行兵が主人公です。高校生の頃かなり熱中しました。連載はすでに終わっていました。単行本を毎月一冊ずつ買って楽しみに読みました。
……が、優秀な飛行士なのに、最後は特攻を命ぜられます。故郷に帰って小学校の先生になりたいという夢を持っていたと思います。戦争が終結し、生き残れるのか……と思った直後のこの結末になんともいえないむなしさを感じ、せっかく買った本を全て捨てました。もっと冷静に受け止めれば良かったと今は思いますが、多感な高校生時代のことなので、とてもやりきれない思いで一杯でした。
そういう思い出の機体なので、ずっと手に取らずにいたのですが、年を取って作れるようになったのかもしれません。
画像 (小 中 大)
2010.05.01:kami33
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