菅野芳秀のブログ
▼やっぱりここが一番
野も山も里も真っ白な雪景色。
寒いなと思って外の温度計を見たら、マイナス1度。大したことが無い。それでも寒く、慌てて部屋のストーブを付ける。北海道などでは二重窓になっていて大きなストーブがゴウゴウと燃えていて、家の中全体が暖かく、薄着で過ごすことが出来るという話だが、ここ山形ではというか、我が家ではというか、ストーブは使っている部屋のみチロチロと。
でもな。「コタツ文化」というか、家族が一つのコタツに入ってミカンなどをむきながらおしゃべりを楽しむ、お茶を飲む。外からのお客さんもその中に加わり、一緒の時間を過ごす。こんな暮らしがあるのだ。
ひとたび外に出ればそこは純白の世界。太陽が昇るとあたり一面がキラキラと輝き、見慣れているはずの私たちにとっても「ホ〜ッ!」と思わずため息が出るような美しい光景が広がっている。
また、冬は田畑が雪で覆われているために、比較的自由になる時間も多く、寒さの中で喜んでもいる。もちろん、春は待ち遠しくはあるのだけど・・、とは言っても、早く来てほしいような、もっとずっと先にしてほしいような妙な気分なのだ。
で、結論だが、いろいろな不自由はあるけれど、やっぱりここ、山形が一番いい。
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2021.01.07:kakinotane
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