菅野芳秀のブログ
▼百姓講談師
内緒だぞ。
実はおれな、前に言ったかもも知れないけど、密かに品格ある男になることを目指しているんだよ。笑うなよ。大真面目なんだからよ。
どっかで聞いた話だって?そうかもしれん。
でな、他方で百姓として「農と土の大切さ」を語り、訴えてまわりたいとも考えているんだ。子どもたちや非農家の人たちに。合わせて言えば「品格ある百姓講談師」だ。
実はこのことは今は亡き作家の井上ひさしさんから勧めらていたことなんだ。
「菅野くん、農民講談師になってみないか。」
で、品格だけどさ。これは難しいよな。
もともとそんなものの持ち合わせがない上に、
例えば沖縄と向き合ううえで求められる品格とは何か?
原発と向き合ううえでは?肝心の土と農業ではどうだ?
かなりの自問自答が求められるよ。
その上、
生きる品格を大事にすると言うことは、問われている課題と逃げずに正面から向き合うこと。戦うことを厭わないこと。そう思うんだ。
それを避けていたのでは品格が守れないだけでなく、人々が共通に生きていく場すら守れない。それが現在の状況だろうか。
そんな中に「百姓講談師」の世界を求めていく。
おい!お前、百姓として今まで何を経験してきたんだよ・・もっと自信を持て!と自分のケツを蹴り上げながら・・・な。
大丈夫かな、俺。
2018.08.23:kakinotane
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