菅野芳秀のブログ

▼TPP 日米合意文章

今日(4/13)の新聞に
屈辱的なTPP「日米合意文書」が載っている。
すべてがアメリカペースで押し切られた。
日本にとって得なことは何一つない。
初めからわかっていたことだ。
TPPの残りの会合は5月と9月。
10月には大筋の合意を得たいという参加国の方針の中で、
日本はたった1回しかテーブルに着くことができないのだ。
過去16回の会合の中身は何一つ知らされておらず、
それらを無条件で飲むことを条件に、残り一回の交渉に着く。
「国益」を守るなんてできっこない。
それができるなら、あのような「日米合意文書」など交わさずに済んだはずだ。

戦後積み上げてきた様々な諸権利とともに日本の制度が全体的に見直され、多国籍企業の前に、 国民が単なる無防備な消費者となってさらされていく。
アメリカの完璧な「ポチ」となって、浸食されていく日本。
どっちが得かという問題ではない。
これから事情が分かるにつけ、こんなはずではなかったという国民の声が
大きくなっていくだろう。でもそれからでは遅い。
今は「TPPに反対する人々の運動」の共同代表として
参加阻止の運動を精一杯盛り上げることに精力を集中したい。
どう考えてもそれしかない。
2013.04.13:kakinotane
[2013.04.13]
TPP事前交渉・・・・・。 (山さくら)

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