菅野芳秀のブログ

▼話し方

自分のはなしの途中で「うん」と自分で合いの手を入れる人がいる。このあいだ東北電気保安協会からという人がきた。
「菅野さんの、うん、作業小屋の、うん、電気の回路が、うん・・・」
聞いているうちにだんだん腹が立ってきて、「はい、はい、わかった。こっちで何とかするから。」といって早々と帰ってもらった。
両親の介護のことで来てくれる方も
「お母さんの、うん、背中の、うん・・・」
この「うん」を「はい」にする人もいて、このあいだ、父親の年金のことで電話くれた方はそのような話し方をするひとだった。
「芳明さんの年金が、はい、お届けした書面に書いていた通りでいいのか、はい・・・」
おれも馬鹿だねぇ。話の途中で、
「あのさ、申し訳ありませんが、その、間にはいる『はい』がものすごく聞きづらい。話をよ〜く、お聞きしようと思っても、その『はい』が気になって集中できない。」
なんて言ってしまったよ。
最近はようやく少なくなったけれど、ひところ「中上げ」と私が読んでいたもの、これも聞きづらかった。
「自由↑、と民主主義↑、この問題の関係性↑・・・」小刻みに語尾を上げる話し方。これも聞きづらかった。あげられるたびに「うん」というあいの手が強制されているような気分になっていく。これは集中を妨げる。
これら、話し手はいいと思ってやっているのだろうか?

少なくても農民にはあんな話し方をする人はいないよ。
画像 ( )
2013.01.20:kakinotane
[2013.01.27]
ありがとうございます! (山さくら)
[2013.01.24]
たぐる…手繰る! (種子原人)
[2013.01.23]
山さくらさま (菅野芳秀)
[2013.01.23]
ごめんなさい! 話し方ではないのですが! (山さくら)
[2013.01.21]
あおいさん (菅野芳秀)
[2013.01.20]
わかる、わかる! (あおい)

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