菅野芳秀のブログ

▼国民必読の書

友人、知人のみなさん

本を読むのが苦手な方、好きな方とさまざまいますが、そのような枠組みを越えてぜひ読んでいただきたい本があります。
私もこのお盆を利用して読んでいます。

「普天間基地の海外移転、最低でも県外移転」を主張した鳩山由紀夫元首相が巨大マスコミなどの総攻撃に会い、引きずり降ろされたのはなぜか。
幾度も「無罪」となっている小沢氏がなぜあのように執拗な攻撃を受け続けなければならないのか。
菅前首相が「脱原発」を言った途端、首相の座から追われたのはなぜか。
他方野田があれほどマニュヘストに反することを進めても政権を維持できるのはなぜか。
TPPとは何かについてまだ何ほどもわからない内から「バスに乗り遅れるな」とのマスコミ大合唱が始まったのはなぜか。

 これらのことを「目からうろこ」で、解き明かしてくれる本がでました。
「戦後史の正体 1945〜2012」(創元社)がそれです。著者は孫崎享氏、元外務省国際情報局長。学者ではなく、
評論家やジャーナリストでもなく、外務省の核心にいて、そこから戦後政治を見てきた著者だから書ける本です。
たぶん彼はいのちをかけて書き上げた本です。

「事情通の学者やジャーナリストが『先生、大丈夫ですか』と
聞く。事実を書いたら筆者が危ない、そんな歪んだ国なのか。日本は。これだけ買って
戴ければ大丈夫でしょう。何かあればそんなに貴重な内容が入っていたかになり、一気
に国民全員が読む。そして事実を知る。」(孫崎氏)

事実を書いたら筆者が危ない・・日本はそんな国。
いのちを懸けなければ書けない真実。
そのような覚悟をもって書き上げた本でしょう。
この本は国民の必読文献です。
ぜひお読みください。

                                       山形の百姓・菅野芳秀
2012.08.16:kakinotane
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