菅野芳秀のブログ

▼地元の猟師に聞いてみた


地元の猟師に聞いてみたら、確かにキツネは増えているということだった。

「俺たちもキツネを追わなくなって久しい。何故って、キツネの皮が売れなくなったからよ。昔は一匹で2〜3万円にはなった。」

彼の言う皮とは襟巻きなどに使う毛皮のことだ。確かに最近では、キツネの襟巻きをしている婦人を見かけなくなった。例の頭から尻尾までついているヤツ。かつてキツネに限らず小動物の毛皮を頸に巻いている婦人がいた。見なくなったのはいつごろからだろうか。
もし、いまキツネの襟巻きをして街を歩いている人がいたら
「キツネがかわいそう。」「気持悪い。」「生理的に受け入れられない。」など、
環境派、自然派のみならず、普通の人達からも批難の声が上がるかもしれない。動物愛護団体などからもクレームが来るかも。

 そういえば動物のはく製などもあまり見なくなった。金もちの玄関などにはきまって鳥や獣のはく製があったものだ。なくなったよなぁ。
 人々のモノサシが変わったんだべね。環境破壊の進行と自然志向が人々の美的感覚を変えたのだべか。

 その結果としてキツネが増え、我が家のニワトリが襲われるようになったということか。

 ここだけの話だけどとことわり「食パンに殺虫剤を沁みこませておいておけばキツネを殺すことができるよ。」と教えてくれた人がいた。う〜ん・・・。 たしかに奴らは数十羽のニワトリ達を一晩で殺戮する獣だ。でもそれはできないよなぁ。こう見えて俺も環境派だし自然派だからね。あまっちょろいかもしれないけど・・・。

困ったよ。

やっぱり当面は頑丈に鶏舎を守り、奴らの侵入を防ぐしかないということだべね。

2010.01.20:kakinotane
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