菅野芳秀のブログ
▼捨て鳥
しばらくブログを休みにしていました。
雨続きの、不快な気候が続いていますが、お元気ですか?
休みの間いろんなことがあったんですよ。先日もこんなことが・・。ひとつずつ紹介していきましょう。以下・・・。
朝起きて、何気なく道路わきに止めてあったトラックを見たら、荷台に鳥かごらしきものがあり、中で何かが動いている。なんだろうと思って近づいてみると、生まれて40日ぐらいの二羽のニワトリが入れられていた。息子に聞いてみても知らないという。では・・どうしてここに・・・?・・捨て子か!・・・捨て鳥だ。
そういえば、その10日ほど前、3〜40代の女性から「子どもが何かの景品にもらってきたヒヨコが大きくなって困っている。引き取ってもらえないか。」という電話があった。
その時は丁重にお断りしたのだが、彼女なのだろうか。名前も住所も聞かなかった。ま、詮索してもしょうがないが・・。
子どもではない、捨てていったのは親だろう。それにしても、自分の家庭の厄介モノを、縁もゆかりもない他人の家に捨ててくる・・・、そのことで自分の悩みを、他の人の悩みにしてしまう・・・なんとも切ない話で、子どもに人の道を教える以前の問題だ。
お店の景品かお祭りで売られているものは、ほとんどがオンドリだ。この幼鳥もオンドリに間違いはあるまい。確かに我が家にはたくさんのニワトリがいるし、一群に一羽、全部で12羽のオンドリがいるが、だからといって・・・。今でさえ、朝4時前から一斉に始まる時の声はご近所の迷惑になっている。これ以上は飼えない。
ちなみに、我が家の90歳になる年寄りに聞いてみた。
「川の土手か、他の人の家に捨ててくるんだぁ。だってしょうがないもの。誰かに拾ってもらえ、大切に育ててもらえって手を合わせてなぁ。少しのエサも付けてやれ。」
なんだぁ、違うのはエサのところだけか。我が親ながら、いい歳のとり方はしてないな。
結局は、我が家で飼うことになるのだろう。なんともやり切れない話だよ。
(写真は入っていた鳥かごと二羽)
画像 (小 中 大)
2009.08.03:kakinotane
[2009.08.06]
農経のコウハイさんと、おんなじで〜す! (山さくら)
[2009.08.06]
。一意見。 (農経のコウハイ)
[2009.08.05]
やっぱり同意を得ないとね・・・! (山さくら)
[2009.08.03]
菅野さんのとこなら、って、 (くみ)
[2009.08.03]
うれしい (メンドリ)
⇒HOME
(C)kakinotane
powered by samidare